5月19日(日)、難波市民学習センターでジュゴン連続学習会をしました。
ますます厳しくなっている沖縄ジュゴンの状況。
その中で、私たちが出来ることは何か?
「ジュゴンを守るために ジュゴンを知ろう」という学習会です。
第1回目の講師は、浅野四郎さん。
浅野さんは、元鳥羽水族館副館長で、飼育がとても難しいジュゴンの
長期飼育に、世界ではじめて成功された方です。
浅野さんのお話の前に、SDCCから、沖縄ジュゴンの状況と
SDCCの活動について、報告しました。
着ぐるみジュゴンで、電車に乗り込むジュゴンでトレイン!の写真には、思わず笑いがおこりました。
浅野さんは、海獣類全般から、海牛類(マナティー、ジュゴン)へと
わかりやすく、お話を進められ、参加者はみんな聞き入っていました。
学生のときは、魚類の研究からはじめられたそうで、色んな生きものへの
愛情が感じられるお話しでした
「ジュゴンにとっては、海草藻場がとても大切。沖縄の生息地さえ守られていれば、
またフィリピンからやってくるんじゃないか、と期待しています」
と締めくくられました。
やはり、本島最大級の辺野古の藻場を守ることが、とても大切ですね。
浅野さんの、お話の詳しい内容は、後日アップしますので
どうぞご覧ください
今回の学習会には、海生動物の勉強をしている専門学校生の方たちの参加があり、
「学校ではなかなか海牛の話が出てこないので、とても貴重な時間
ありがとうございました!ぜひ学校にも来て、お話してください。
そして海牛好きをもっとふやしてください!」などの感想がありました。
ジュゴンのことを知って、ますますジュゴンの生きる海を守ろうという
思いを強くしました。
浅野さん、参加者された皆さん、ありがとうございました
連続学習会、次回は秋の予定です
ZAN