ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

今日のじゅごん茶話会の報告&次回のご案内

2014年03月27日 | ジュゴンブログ
桜咲いてますか~
大阪はまだ少し早いようです

今日のじゅごん茶話会は
にじゅうまるプロジェクトでお世話になっているIさんが参加してくれました


今日は3/13~16とじゅごんの里ツアーの下見もかねて旅してきた
沖縄のお話をしました
お話ししたいことはいっぱい
写真を見ながらあれこれお話ししました

伊江島にあるわびあいの里・ヌチドゥタカラの家(反戦平和資料館)のお話しに
共感してくださいました







沖縄のガンジーと称される阿波根昌鴻さんが収集した資料が展示されています
平和への深い深い思いが感じられます
1つ1つの言葉が心に響いてきます
“子供の命をを守るのはハリアーではない。
 母のやさしいぬくもりです”
また「米軍と話すときの心得」などなど
機会があればどうぞ訪れてください

その他にも名護市の地域づくりの取り組みなども紹介しました
フラワーフェスティバルやオープンガーデン
基地に頼らない暮らしつくりが進んでいますよー



報告のあとお茶を飲みながらゆんたくしています

もっといろいろ話したいこといっぱいあるし
写真も見てほしいので
次回も旅の報告します!
どうぞ来てくださいませ~


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  日時
      4月10日、24日(木)14時~15時半


※毎月第2、4木曜に開催しています   

場所:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
       最寄駅~JR・京阪・地下鉄「京橋」駅より徒歩10分ほど
  アクセスはこちらです

参加費:無料

問合せ:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
        TEL/FAX 06-6353-0514 メール info@sdcc.jp
        当日は 090-5882-3629(いけがわ)
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平和の象徴じゅごん
海の神様“龍宮神”と敬われてたりします。
ゆったり、悠々と泳ぐ様子は
癒し系?ゆるキャラ?
今年もジュゴンの平和のメッセージを広げていきます~

海底ボーリング調査は工事ではない?

2014年03月27日 | ジュゴンブログ
今日3月27日に、沖縄防衛局が海底ボーリング調査の業者入札の公告をしました。
キャンプシュワブ地質調査その2

NHKニュース「辺野古でボーリング調査入札へ」をご覧ください。

開札(業者決定)は5月13日で、
調査完了、引渡しが11月末など
防衛省がきわめて急いでいることが分かります。

そこで、1月20日に交渉した沖縄県土木建築部海岸防災課に電話をしました。
交渉の内容「専門家を軽視した知事埋め立て承認」はこちら
交渉内容の沖縄タイムス記事はこちら

知事埋め立て承認の留意事項では「実施設計や環境保全について沖縄県との協議」を求めています。
この点を海岸防災課に確認すると、
「海底ボーリング調査は調査であって、沖縄県が協議を求めている工事ではない」と名言しました。
海底ボーリング調査は岩盤を掘削するから生態系などに影響を与えると食い下がると、
「事業者は環境に影響を与えないように留意することは当然だ」とのことです。
県土木建築部は沖縄防衛局への信頼が高いようです。

沖縄県が沖縄防衛局に
埋め立て申請書の問題点を明らかにするように
半年もかけて食い下がり、留意事項までつけていることを忘れたかのようです。
県環境生活部は県100条調査委員会でも、
沖縄防衛局の埋め立て申請書が環境に影響を与えるとの懸念を示していることを
土木建築部は今なお無視しています。

 ジュゴンの保護者より






3/13-16春の沖縄ふたり旅 2日目

2014年03月27日 | 活動報告
旅の2日目(3月14日)は、沖縄市から本部町の伊江島へ。


早起きして、沖縄南インターから高速バスで、名護ターミナルへ。
バスを乗り換えて、本部港へ向かうと、道路沿いの山肌があちこち掘削されています。
このあたりは、琉球石灰岩なので、セメントに適しているとか。
う~ん、山が痛ましい感じ


本部港のバス停には、SDCC沖縄スタッフの喜三さんが迎えに来てくれて、
伊江島フェリーが出るまでの間、瀬底島を案内してもらいました。
ここは瀬底ビーチ。きれいな浜で、海の向こうに伊江島タッチュー(城山)が見えています。
風が強くて、この日も寒かったです。でもお天気は回復


重要文化財の瀬底土帝君(せぞことていくん)―中国古来の土地神を祀ったものだそうです。


さて、いよいよフェリーに乗って、伊江島へ。
沖縄には、十数回来ていますが、伊江島ははじめてです。


まず反戦・平和を願って設立された「わびあいの里」を訪問。
資料館の見学をしました。


伊江島に落とされた原爆模擬爆弾。
伊江島では6割の土地が米軍基地として強制接収されたのです。


わびあいの里を創設された阿波根昌鴻さんは、非暴力で米軍土地強奪の
不当性を訴え続けられました。
“米軍と話すときの心得”は、今も変わらぬ深い心得です。


そのあと、わびあいの里館長の謝花悦子さんから、お話を伺いました。
軍備をしなければ、すべての命が助かるが、今の政府は武器輸出三原則を
かなぐり捨て、戦争国家へと突き進んでいる。
政府を変えるためには、ひとりひとりに話しかけ、一票の責任を自覚させ、
平和を作る政府を選んでいくことだ。平和の武器は学習。自ら学ぶことで、
政治を変えていかねばならないと話されました。

「沖縄は、戦争や基地がなければ天国のような島」とおっしゃる謝花さん。

命どぅ宝―いのちを大切にする取り組みを広げ、早く天国のような島を取り戻したい。


この後、わびあいの里スタッフの方に、島内を案内していただきました。
この方は、バヌアツでジュゴンと会ったことがあるとのこと。
つながりを感じます


「この壕はアハシャガマと称し今次大戦(昭和二十年四月二十二日頃)に防衛隊員が
持ちこんだ爆雷によって村民約百五十人もの尊い命が失われた集団自決壕である」


沖縄戦のとき、伊江島では、ほとんどすべてとい言っていいほど、建造物などは
破壊つくされました。この建物は唯一残った爆撃の証拠です。


今まで対岸から眺めていたタッチュー(城山)。今回時間がなくて登れませんでしたが
そばに来られて良かった。


タッチュー中腹からの眺め。
集落の向こうの方に、米軍基地があります。


断崖の下にある湧出(ワジイ)と呼ばれる島の貴重な水源地。
伊江島の海も、とてもきれいです。


沖縄では、いたるところに見られる基地のフェンス。
「今日は、訓練をしているようだ・・・」と言っている間に、騒音が聞こえてきました。


オスプレイです。
普天間のプロジェクトOの事務所でも、音は聞いたのですが、
姿を見るのははじめて。
沖縄の方は皆さん、音を聞いただけでオスプレイだとわかるそうです。
本土でのオスプレイ報道は、もうほとんどありませんが、
沖縄では訓練が日常的の行われていることがよくわかりました。


帰りのフェリーには、たくさんの修学旅行生たちの姿がありました。
伊江島では民泊が盛んで、子どもたちが見送りのおうちの方たちに
手を振ったり、「おじい~」と叫んで、名残りを惜しんでいました。
伊江島だけでなく、東村や名護東海岸でも、民泊が増えてきているそうです。


本部に戻って、町営市場に行ってみました。
新旧入り混じった不思議な雰囲気を醸し出した場所です。


夕方で、開いているお店が少なかったのですが、おしゃれな手作り雑貨を
売っているお店を発見


なんとジュゴンではないですか。フェルトの手作りマスコットです。
マナティやヤンバルクイナもいますね。
作成されている店主さんは、ジュゴンが大好きとのことで、
折り紙ジュゴンを渡すと、とっても喜んでくださいました。


夕食は、海を見はらせる沖縄料理のお店「石なぐ」に連れて行ってもらいました


新鮮なお刺身や、ジーマミ豆腐、モズクのてんぷらなどなど。
しあわせ~

ZAN