2月25日(土)、エル大阪で、ドキュメンタリー映画『いのちの森 高江』の
上映会&お話し会をしました。
映画では、やんばる高江の自然のすばらしさが存分に映し出されます。
しかし、今、ヘリパッドが建設されオスプレイが飛びまわり、
そこに住む人たちの普通の暮らしが、生きものたちの命が奪われています。
チョウ類研究者のアキノ隊員のお話しから、高江の森がどんなに豊かで
貴重な森なのかが伝わってきます。
上映後、参加者でゆんたくし感想を共有しました。
中学生を修学旅行で沖縄に連れて行った方からは
・現地を訪れ自然に触れることで守りたいという気持ちが深まる
・若い時代にジュゴンや沖縄のことを学べば、将来平和をつくる
ことにつながっていく
という感想がありました。
・過去にがんばって演習を止めたことがあるということは希望だが、
今回のことでは、こんなにがんばってもヘリパッドが作られてしまい、
無力感も感じる。
という意見もありましたが、
・選挙で民意を示していくことが重要
・真実を知らせていけば、基地に反対する声が大きくなる
そして、辺野古・高江でずっと座り込みが続いていることが大きな希望だと
いう意見には、皆さんとても納得されていました。
SDCCからは、政府がやんばるの森を2018年世界自然遺産登録に推薦したこと、
今後IUCNがユネスコからの委託を受けて調査に入るので、国際的枠組みで
やんばるの生きものを守る取り組みをしていくことなど、お話ししました。
4/15の「ジュゴンでトレイン!」、夏のじゅごんの里ツアーにも
興味を持ってくださる方もいて、よい上映会になりました。
『いのちの森 高江』は各地で上映が続いていると思います。
まだの方は、ぜひご覧になってください。
ZAN