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4月14日(金)政府交渉に参加してください。

2023年03月29日 | ジュゴンブログ
                  (昨年11月防衛省・環境省交渉)
 4月14日(金)午後に防衛省、環境省交渉を行います。
 事前説明会を12時15分から参議院議員会館講堂(1階)で持ちます。
 11時45分から参議院議員会館ロビーで受け付けますので、
 ご参加をよろしくお願いします。
 (タイムスケジュール)
 12時15分~13時15分 事前説明会
 13時30分~       防衛省交渉
 15時   ~       環境省交渉

 防衛省交渉の重点は以下です。
 3月玉城デニー知事が訪米しました。
 昨年9月に連邦議会軍事員会メンバーに送った「書簡」
 訪米の成果(連邦議員との面談など)に寄与していると思っています。
           (玉城デニー知事とオカシオ・コルテス下院議員 出所:県庁DC事務所)

日米間の意思疎通が不十分であることがますます明らかになってきています。
例えば、昨年10月17日米国連邦議会上院軍事委員会リード委員長が、
沖縄タイムスのインタビューに「(軟弱地盤などの問題を詳述した私たちの書簡に目を通して)現状の理解に努めたい」と答えているからです(沖縄タイムス 昨年10月20日)。

 そこで、防衛省交渉では、①「辺野古新基地建設の設計変更申請が軟弱地盤を改良するための設計変更であることを米国政府は承知し、了解しているのか」を確認します。

 また、国防総省高官が玉城知事との面談で「(PFAS汚染について)日本政府に技術的協力する」と回答しています(3月11日朝日新聞))。「技術的協力」の内容と、国の責任での調査と情報を公開することを求めます。

 環境省交渉の重点は、
①昨年12月生物多様性条約COP15で決議された「陸海などの30%を保護区に」をふまえて、
 次期国家戦略で「陸海の30%の保護区」をどのように具体化するのかを明らかにさせます。
 「生物多様性の保全」より「資源の保全」が日本政府の考え方だからです。

 民主党政権下で決めた「海洋生物多様性保全戦略」(2011年3月)をふまえ「生物多様性の観点から重要度の高い海域」(2014年3月)が具体的に決まっています。沿岸域では270か所あり、沖縄中部・北部(14802)では大浦湾などが対象になっています。生物多様性豊かな大浦湾は日本初の「Hope Spot」として認定されています。
この大浦湾が海洋保護区の対象ではないのかを確認したいと思っています。

②また、この間の交渉をふまえて環境省に公表させた「19年版在沖米軍の自然資源管理計画」は、
やんばるの森を真の世界自然遺産にするためにはどのような課題があるのか。
米軍の訓練による影響と廃棄物問題が課題ではないのか。
そして、管理計画をどのように実施していくのか。
立ち入り調査の必要はないのかなどを追及します。

 ぜひ参加をお願いします。