花束を渡した娘さんたちを抱擁する翁長さん(壷川の選対事務所)
支持者を前にお礼と決意(壷川の選対事務所)
翁長さん夫妻と稲嶺名護市長(壷川の選対事務所)
11月16日、オナガ雄志・県知事、城間みきこ那覇市長が誕生しました。W勝利です。
辺野古・大浦湾の埋立て反対、県外・国外移設、普天間の即時閉鎖・撤去、オスプレイ反対を求める建白書路線、民意の勝利です。
知事選挙の投票率は64.13%(+3.25%)で、オナガさんは36万820票。
仲井真知事に10万票の差をつけ、投票総数の過半数を占めました。
城間みきこ新市長は10万票を獲得し、自公推薦の市長候補に勝利しました。
沖縄の誇りある豊かさを求める県内外の人々の思いがW勝利を実現しました。
選挙戦最終日の打ち上げ集会7500人が参加(11月15日県庁前)
さらに注目すべきは、県議補欠選挙で3議席のうち2議席で勝ったことです。
名護市区では、今年1月の市長選挙で稲嶺市長に敗れた末松元県議が、
補欠選挙でもオール沖縄・無所属候補(共産党元名護市議)に敗北したことです。
埋め立て反対の民意はますます鮮明になっています。
那覇市区でもオール沖縄・無所属候補(共産党前那覇市議)が当選しました。
呉屋選対本部長・金秀会長(壷川の選対事務所)
建白書路線の象徴的な事例です。呉屋選対本部長・金秀会長は「沖縄県民の尊厳を回復した」。
平良選対副本部長・かりゆしCEOは「これで良い正月が迎えられそうだ」と仲井真知事を痛烈に批判しました。
政府防衛省は沖縄県知事選挙での民意を無視し、「辺野古・大浦湾の埋め立て計画を予定通り進める」としています。
埋め立て反対の闘いは、オナガ新知事誕生で、新たなステージに到達しました。
オナガ知事は「名護市とも意見交換しながら、知事権限を使い、あらゆる方法で辺野古・大浦湾の埋立て計画を止める」と発言。
稲嶺名護市長も「これで辺野古移設案は必ず止めることはできる」と決意を新たにしています。
那覇市民に訴える稲嶺市長(11月13日久茂地交差点での政談演説会)
防衛省は埋め立ての設計変更を沖縄県に提出しています。
辺野古漁港を埋め立てて作業ヤードにすることに名護市が反対しているからです。
オナガ知事は変更申請書を厳密に審査することから始めると明言しています。
12月11日はサンフランシスコ連邦裁判所でジュゴン訴訟の再開を審査する審理が始まります。
私たち原告側の主張が通れば、埋め立て工事はストップします。
沖縄県知事選挙を担った沖縄での闘いと連帯して、
新たな闘いのステージを担いたいと思います。
市民ネットのメンバー(11月15日最後の朝立ち後)
ジュゴンの保護者より
選挙応援、お疲れ様でした