平和だいすきフェスタが終わってから、今度は京都へ!
出町柳のカフェ、「かぜのね」で開催されている、写真家
石川真央さんの写真展とトークに参加しました。
「高校生の時、本土並み返還を求めるデモに参加した。そのとき機動隊員が
火炎瓶を投げつけられて、倒れているのを見た。死んだのがわかった。
こわくなって屋根にのぼって逃げた。なぜウチナンチュー同士が、こんなに
憎み合わなければいけないんだろう。こんな運動は自分にはできない。でも
自分は写真を通じて、この沖縄の姿を表現し続けようと心にきめた。なんで
写真かというと、たまたま写真部に入っていたから」
「アメリカ兵は好きだけれど、アメリカ軍は嫌い。ひとり一人の兵と軍は
違う。写真に写っている28歳の米兵はアイルランド出身で年齢のわりに
階級が低い。階級を知らないうちは、自分より若い米兵は丁寧に接して
くるが、階級が低いことが知れると、失礼な物言いをされると言っていた。
かれは貧しく、農業をしたい、そのためのお金をつくるために、米軍に
入った」
「アラバマ出身の米兵も貧しかった。精神的に不安定で、ぬいぐるみ
を抱いていた」
「金武のバーのママは、そのうち米軍に自衛隊がとって代わると言っている。
訓練か何かで沖縄に来て、米軍と一緒に飲みにくる自衛隊員が増えている
という。ママは断言していた」
真央さんのとっても自由で体当たりな人生と、彼女の写真がおんなじものである
ことが伝わってくる、いいお話でした。
くわしくは、石川さんの著書
「沖縄ソウル」
をどうぞ。(おもわずその場で購入しました。サイン入り!)
「かぜのね」の写真展の場には、SDCCのチラシも置いていただきました。
ありがとうございます。
☆じゅごん
石川真央さんのブログにトークのこと、
京都滞在中のあれこれが書かれています。