散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

ヘレボルスと蘭

2009-03-01 03:03:11 | 美術関係
灰鼠色の空の下で春色が増す。


残念ながらヘレボルスは切花では持たないが
敢えて一茎ずつ切って春の色を間近に愛でる。





今日はケルンへ個展の展示の引き上げに行った。
最近ぼんやり気味の私だ、貰ったお金を置いてきてしまうとか、売った作品を持ってきてしまうとか、そんなことで行ったり来たり時間を無駄にしている。(物忘れ多くてちょっと不安になるのだが、そんなものは普通でしょう、その年なら。。。と誰も驚かない。そんなものなのかなあ)
度々展覧会前に腰を痛める事が続いた。
今回も同様で先週の搬入後日ちょっと腰が痛い。動けるのだが柄にも無くシズシズとしか歩けない。
ちょっと疲れ気味だ。
帰宅道すがら、小さな花の咲く蘭を見かけて何気なく匂いを嗅いだら蜂蜜のような甘い香りがした。実を言えば欄が特に好きなわけでもないのだが、良い香りの植物はつい連れ帰ってしまう癖がある。甘い香りが疲れを癒してくれるようだ。
机の上において、何度も蜂か何かのように引き寄せられては香りを吸い込む。
夜になってからもう一度花の香りをいただこうとして近寄ると全く香りが消えている。
まさか私が匂いを全部吸い込んでしまったんじゃなかろうか?と心配になったが、調べると日中だけ香りを放つらしい。虫の活動時間だけ香るわけだ。
良かった、私のせいじゃなかった。






デンドロビウム:Berry Oda


メモ:

今日読んだ話。
電話中にする落書きは記憶力をあげるらしい。
ケンブリッジの脳科学インスティチュートの実験でそういう結果が出たのだそうだ。
いつもメモ帳と鉛筆を持ってスケッチしながら対談すると忘れないって事なのか?
試してみるべし。





明日は11時から二人展オープニング。


"Den Hepperle"
"Setsuko Fukushima"

Kunsthandel Steinbach
Rheinstr.34
47799 Krefeld
02151 26534

3月30日まで。