散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

週末

2010-01-11 18:27:50 | 思考錯誤
先週木曜日から土曜日にかけてブレーメンの友人を訪ねた。
久しぶりの再会で食べたり飲んだり写真を眺めたりで時間は過ぎ、特にブレーメン観光をするでもなかったので、取り立てて面白い話は無い。
日が暮れてから降り積もる雪の中を散歩をすると池の中に立ちすくむアオサギがまるで彫刻のように動かなかった事や、
街頭に照らされた雪の結晶がきらきらと輝いて豪華な飾りの様に見えたこと、
友人の住居に隣接する古い墓地は広々としていて公園のようであり散歩のし甲斐(?)があったこと、
そこには大きな池があり凍った表面に雪が積もっていた。
そして沢山の生き物の足跡が凍結した水面に残されていた事、
こんな風な美しい環境の中に眠るのは悪くないだろうと思いながら散歩したこと、
子供用の橇に買い物荷物を入れて引きながら歩く年配の婦人や50cmほどのツララを一本ずつ両手に持ってなぜか嬉しそうに歩いていた若者を見かけた事、
私も大きなツララがあちらこちらの屋根から垂れているのを久しぶりに見た。
ポキッと手折って飴のようになめて見たい衝動に駆られる。

日常光景もこの降り積もる雪の中で少しばかり特別に見える。

ちなみに友人は南ドイツ出身で雪には馴染みがあるのだという。そんなわけで彼女は雪が降るときには空気の匂いが変わる、匂いで雪が降るのがわかる事があると言った。
雪の匂いって、どんな匂いなのだろう?


そんな風に普通に私達の週末は過ぎていった。

金曜の晩は3D映画「Avatar」を観に行く。
物語はステレオタイプ。よくある住民族と侵略者との戦物語だ。しかし物語がシンプルなだけにこの映画の重要ポイントである最新技術による映像が際立っているようだった。
そして幻想的な異世界を3Dで追うのはなかなか楽しかった。

翌日雪嵐に襲われる前に出発しようと正午に友人達と別れたものの、久しぶりなのでブレーメンの旧市街にある聖堂周辺とBöttcherstraßeを少しだけ歩き、お土産の飴を買ったり市場で蜂蜜を塗って焼いた大きな細長いビーツを見つけて買った。
そして帰路についた。











デイジー

2010-01-11 06:39:59 | 思考錯誤
1月10日

低気圧デイジーのおかげでヨーロッパ中が凍えている。ニュースを聞くと世界中のあちらこちらが寒波に襲われているようだ。
除雪車は大活躍で走り回っている。
昨日はアウトバーンで雪嵐に襲われて身動きが取れなくなった車も沢山あったようだし、すっかり雪にうずもれた島の村などは戦車で雪を押し分けて救助隊が向かったらしい。
公共交通機関もすっかりガタガタだった。

この寒波の中で凍えて困っている人も居れば、わざわざ凍てつく水の中に入ってはしゃぐ人たちもある。
子供達は橇遊びができて大喜びだ。
クロスカントリースキー用の板を履いて散歩する人も見かけた。

道も畑も境が見えない真っ白な景色、きしむ雪を踏みしめて歩くのは楽しくもあるけれど、これで雨が降って凍ると厄介だ。










1月2日の写真で洪水の草原が凍っていた。
上部の氷の下は次第に水が地に消えていったのだろうか空間ができている。



どういう加減でこういう事になるものだか、
氷の下にパリパリと崩れる薄い氷が複雑な層になっている。



氷は鋸のような歯を持っていたり、透き通った美しい翅のようだ。



こんな現象は始めて観たので興味深く観察。



草の上にすっかり氷が覆い、そのうえに雪が降り積もっている。
氷と地面の間には空間ができているため、歩くとぎしぎし、
バリバリと氷が割れて行くのが面白い。