散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

Heltorf城の庭

2010-05-17 09:12:43 | 思考錯誤



日曜日はちょっと良い天気に恵まれたので久しぶりに長い散歩をすることにした。



デュッセルドルフの郊外にあるHeltorf城の庭はロードデンドロン=西洋石楠花の庭として有名で、なんでもドイツで2番目に古い石楠花の木があるのだという。
12世紀頃から始まった近辺の林業、農業の管理の為に建てられた水城は1662年にVon Spee伯爵によって建造され、現在も伯爵家が所有している。






大きな古株の石楠花の根元はジャングルの様で私が根元を歩き回る事もできるほどなのだ。





植林用の苗を作るための空き地には地面を埋めるほどのタンポポの綿毛。



なかなか印象的な木。描いて見たい。


そろそろ帰ろうかと出口に向かって歩き始めると、前方で手を振りながら私の名前を呼ぶ人あり。
目を凝らせば知人で、こういう状況で出会う確率を考えて驚きもし、そして楽しい。


まだ花の蕾が固い木も多かったので、来週あたりはまた美しい景色が見られそうだ。
5月1日から10月31日まで開園されており入場料2,50ユーロ。電車の駅からも近く訪ねやすい。
来週もう一度出かける時間があるだろうか?




昨夜は月と金星が極近くにすれ違った
金星は新月の横できらきら輝いていたのだが、残念ながら写真を撮りそびれた。