散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

ラーティンゲンの森

2010-05-23 16:42:27 | 自然観察
イースターから50日目はPfingsten 聖霊降臨祭となる。祭日は月曜日までなので多くの人々は三連休だ。
この日は宗教的祭日ではあるけれども、この近所では同時にSchützenfest=射撃祭でもある。
おかげで隣の広場からは昨夜からにぎやか。。。というより騒々しい騒音が夜中まで続いている。
(へたくそな音楽が延々と続くのは拷問に等しい。)
今日のいきなり24度の初夏の日差しが祭り気分を否が応でも盛り上げるだろう、今も時折歌声や太鼓の音が聞こえる。
これが週開けて水曜日まで続く事になる。やれやれ。
広場には小さなKirmes=移動遊園地が立つので休日はいつも閑散としている道もなんとなく三々五々にそぞろ歩く人々が後を絶たない。
そういう活気は悪くない。

今日はラーティンゲンの森に出かけた。
大体6キロ弱のコースを歩き、最後には足が重くなってしまった。急な暑さに対応しかねているのかもしれない。
いずれにせよ軟弱になってしまったってこと。


今日見た物記録。


Hain-Gilbweiderich (Lysimachia nemorum)
この植物は珍しくは無いものとは言え、高地ではよく見られるがそれ以外ではそれほど見かけない。
ちょっとした宝を発見したような気分だ。




Zweiblättrige Schattenblume (Maianthemum bifolium)ヒメマイヅルソウ(姫舞鶴草)
これは森ではよく見かける。葉がつややかで美しい。
花は地味だが清楚な感じで好きだ。




Acker-Vergissmeinnicht (Myosotis arvensis)
普通の勿忘草と違って花は直径2,3mmととても小さいが愛らしい。




Rote Lichtnelke (Silene dioica)
何処にでも見られる花ではないけれど、この森にはかなり繁殖中。




Besenginster (Cytisus scoparius)
黄色い花の枝垂れる茂み。




Lilienhähnchen (Lilioceris lilii)
真っ赤な色が美しい昆虫。ユリの花が好きでユリによく集っている。