散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

金色の十月

2012-10-21 21:54:34 | 自然観察
 



金色の十月は期待通りにやってきた。
森に出かける。








白くて小さなアスターがふわふわと咲き乱れる一角を発見したり、風の合図でいっせいに舞い踊る秋の葉のさらさらに耳をすませる。








そしてオニナラタケ、ハナイグチ、アミタケやニセイロガワリを見つけて収穫すれば、もう言う事は無い。



そういえば今年の春、芽が出てしまったジャガイモを土の入った箱の中に生けておいたら小芋の収穫があった。





昨日テラスの片づけをしていた時、土の中に大きなジャガイモが見つかった。どうやら収穫しそびれた芋がおとなしく眠っていたらしい。
なかなか立派な芋だ。








また、立ち枯れていたキクイモを引き抜くと塊茎が育っていた。これはもともと隣のテラスから侵入してきたものでやたらに増える。困ったなと思いながらも放っておいたものだった。
塊茎は皮を剥いて湯がきソースを付けて食べたり、肉や魚料理の付けあわせにも美味しい。
実は時々店で見かけると買ってくるのだけれど、今までテラスのキクイモはうどん粉病が出たりが厄介ですぐにひく抜いてしまうので収穫した事は無かった。
思いがけず収穫できた菊芋は小さく切ってご飯に炊き込み、オニナラタケの茹でこぼし、にんじん、しょうがを少しの砂糖と醤油で煮付けたものをあわせたご飯を作ったが
結果は良好だ。

ゲンキンな私はそんなキクイモに礼を言って、来年は芽が出ても抜かないよと話しかけていくつかまた土に戻した。