身体のお仕事をしています。商売関係なく、本音で独り言

身体を整える仕事をしていますが、なんとなく自分の日記をかいています。
覚書をかきこんでます。

首の骨

2007-12-27 | 体の雑談

昨日は晴れ晴れとした天気でした。窓から外を見ただけなので、気候もわからず・・・外に出ていない・・・じつに不摂生な生活です。(汗) しかし夜中にうろうろするわけも行かず・・・

世間ではクリスマスも終わり、正月を迎えるために、忙しそうです。 

ところで、今日は久しぶりに体のお話・・・

首の骨~~て7個。 不思議なことにキリンさんも7個、パンダも7個 もちろん人間も7個

その中の一つ 一番上の骨、そう 頭を支えている最初の骨、これを環椎(かんつい)

第一頚椎(だいいちけいつい) アトラスとも呼びます。

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この骨は大きい穴が空いていて頭をあらゆる方向に向けることが出来るような仕組みに

なっています。 左右の穴は血管を通します。大きな穴は脊髄神経を通します。 

この第一頚椎 アトラスと呼ばれています。子の名前は天球を支えるギリシャ神話の名前Atlasに由来するのです。

神話時代 ギリシャの主神、ゼウスに造反し 結局負けてしまった巨神 アトラスは戦争責任を取らされました。そのとうじ 天球が地上と接するところで、世界の果てと考えられていたアフリカ西部で 永久に天球を支え続け その山々はアトラス山脈であり、その西に広がる海はアトラス海・・・ 

第一頚椎はその上に載っている頭蓋を天球に見立ててギリシャの作家 ボルックスが名前をつけたそうです。

なのでアトラスなのですねぇ  頭を地球とみなしているのかぁ~~へへへ~

そういえば地図もアトラスといいますが、 これは正確な世界地図を作ったメルカトルが地図の巻頭に アトラス神が天球をかついでいる絵を入れたことが始まりだそうです。

参考文献 医学ユーモア講座 骨