あしたは大阪市議会選挙の投票日ですね。
前から書いているように、私は、青少年施策あるいは子ども施策というものに強い関心を持ち、今後も大阪市長側とやりあってくれるような人に当選してほしい、と思っています。あるいは、大阪市内の各地区で地道に子育て支援活動をしている人とか、非行防止や青少年育成などに熱心に取り組むNPOだとか、こういった人々の意見をきちんと聞く耳を持った人に当選してほしいと思ってます。さらに、青少年会館条例廃止後の市内各地区の子どもや保護者、住民の様子にきちんと目を向け、積極的に行動してくれるような人に、ぜひとも大阪市の市会議員になってほしいと思っています。
その一方で、ほんとうに大阪市が「創造都市戦略」だとか、市民の創造性を育むとか、市民やNPOの活力をいかしたまちづくりを行うとかいうのであれば、市民が積極的に学習・文化活動に参加できる基盤整備を行うことが重要。つまり、大阪市政のいろんな分野に、生涯学習や社会教育、文化振興の視点を組み込むことが重要だと思っています。ですから、生涯学習や社会教育、文化振興に積極的に取り組んでくれるような、そんな人も大阪市の市会議員になってほしいと思っています。
逆にいえば、大阪市の有権者の人は、今一度、この間の各候補者の主張をふりかえって、このような視点からチェックをかけてみてください。ほんとうに子ども施策や青少年施策、まちづくり、NPO支援、生涯学習や社会教育、文化振興といったことに関心のある大阪市民にとって、その候補者が「味方」になってくれる人なのかどうか。そこをよく見極めて投票に行ってください。
ちなみに、「今のままの市議会なら、なくなっても誰も困らないだろう」と、市政改革推進会議の委員長は、ご自分のブログで書いています。こういう話をする人が市政改革を外部委員として市長側から支えているので、こういった外部委員にももの申す人、あるいは「あんたらなんかに文句言われんでも、市議会は自分らで改革するわ!」というような人が、市会議員になってほしいですね。