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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

2051冊目:土田美登世『やきとりと日本人 屋台から星付きまで』(光文社新書)

2014-12-24 19:38:10 | 本と雑誌
2051冊目はこの本。
土田美登世『やきとりと日本人 屋台から星付きまで』(光文社新書、2014年)

この本はとっても面白かったです。
関西圏とちがって、関東圏では「やきとり」と称して豚や牛のもつが出てくるお店があること。
そのルーツとして、もともと明治の頃までは鶏肉自体がなかなか手に入りづらかったこと。
うなぎのかばやきなど、たれをつけて屋台で焼いて食べる他の食材があったこと。
そこで入手しやすかった豚や牛のもつを、値段が高くて不足しがちな鶏肉にかえて、串にさして、たれにつけて焼き始めた店がでたこと。
「へぇ~、こんなルーツがあるんだ~」という話が出てきて、とても面白かったです。

やきとりと日本人 屋台から星付きまで (光文社新書)

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