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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

2224冊目:想田和弘『観察する男』

2016-01-31 18:19:58 | 本と雑誌

2224冊目はこの本。

想田和弘『観察する男 映画を一本撮るときに、監督が考えること』(ミシマ社、2016年)

この本は著者の想田さんがうちの大学に来られて、講演会をされたときに買って、著者サインをいただいたもの。当日の講演内容も、この本の内容や「牡蠣工場」の話などとつながっていました。

この本は、今度公開される映画「牡蠣工場」の撮影、編集プロセスを中心に、「観察映画」と呼ばれる作風になぜ想田さんが至ったのかをまとめた本。

従来のテレビのドキュメンタリー番組制作への違和感等々を含めて、想田さんが率直に語っておられる内容のなかに、学校事故・事件での事実究明の調査にも相通じる内容があって、いくつか自分も共感できるところがありました。

観察する男 映画を一本撮るときに、 監督が考えること


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