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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

2回分まとめてプリキュアの話(その2:10月15日分)

2023-10-15 11:03:13 | プリキュア話

先ほどは10月8日分のプリキュアの話を書きましたが、今度は今日、10月15日放送分の話を書きます。

10月8日分のところに書きましたが、どうもこのところのプリキュアは、ひとりひとりのプリキュアの成長の姿を描くかたちで毎回の物語をつくっているようです。今回はましろちゃん(キュアプリズム)の話ですが、そこにアゲハさん(キュアバタフライ)のことも絡んできます。

今回の物語は、ましろちゃんが自分が幼いころの写真をプリンセス・エル(キュアマジェスティ)に見せていると、他のプリキュアたちが集まってくるところからスタートします。そのましろちゃんが幼いころの写真のなかに、アゲハさんといっしょに写ってる写真がでてきました。幼いころから仲良しのアゲハさんとましろちゃん。「仲良くなったきっかけは?」と他のプリキュアに聞かれても、思い出せません。そこで「仲良くなった場所に行ってみよう」ということになり、プリキュアたちみんなで出かけます。

写真にうつっていたいた思い出の木のある場所へ…と、プリキュアたちは農村へ。そこは紅葉の季節。ただ、ましろちゃんは「すごく前のことで、どんな場所かよくわからない」といいます。ただ、アゲハさんはヨヨさん(ましろちゃんのおばあさん。スカイランド人)に「宝探しみたいで面白いから、行ってみたら?」と言われたそうです。

そんななか、アゲハさん・ましろちゃんが昔、お世話になったおばあさんの家に到着します。そこでお茶を飲んで、庭で飼っているニワトリを見て「写真を撮ったときも、こんなことした」と、ましろちゃんは思い出します。ただ、思い出の木の場所がやっぱりわからないので、プリキュアたちは散歩をして探します。そのとき、おばあさんはヤギのシロを連れていくように言います。

プリキュアたちがヤギをつれて散歩を始めると、まずは竹林のある公園に出ます。そこでブランコにのって遊びたい…と思ったエルですが、いったんがまんして先を急ぎます。つり橋をわたって山のなかに入ると、ススキのたくさん生えた野原に出ます。そのころは夕方で、とてもきれいな景色。ましろちゃんは「新しい思い出ができた」と喜びます。そんなとき、エルの帽子が風でとばされて、ソラちゃん(キュアスカイ)やツバサくん(キュアウィング)が、ススキのなかにとりにいきます。そのtき、ましろちゃんは「あの写真をとったときも、帽子が飛んだ」と思い出します。

その夜、おばあさんのつくった鍋を食べているときに…。ましろちゃんは、思い出の木のことをおばあさんに聞きます。たしか写真を撮った時も散歩中に帽子が飛んで、アゲハさんが探すと、木にひっかかっていたと。そのひっかかっていた帽子はどうなったのか…。そんな話をしながら、ましろちゃんはおばあさんに、昔の写真を見せます。その写真を見て、おばあさんはあることを思い出します。

翌日、そのおばあさんの話にしたがって、かつて思い出の木があった場所にいくと…。そこは、例の竹林のある公園。実は、ましろちゃんの思い出の木は台風でやられたために、おばあさん曰く「切ってしまった」とのこと。また、その切った木を使ってブランコをつくったのだとか。でも、そのことで、ましろちゃんは写真を撮った日のことを思い出します。

その写真を撮った日は…。ましろちゃんの帽子が木にひっかかり、泣いている姿を見て、アゲハさんが木に登って取ろうとしてくれたこと。でも、リスがじゃまをして、アゲハさんは木から滑りおちてしまう。そんなアゲハさんに「病院へ行かなきゃ」と心配するましろちゃんですが…。リスが今度はアゲハさんにどんぐりを落とします。ふと見上げると、リスがましろちゃんの帽子を気に入って、自分たちの家にしようとしてました。なので、帽子はもうあきらめることに。そのあと「ましろんって呼んでいい?」「アゲハさんと友達に」といって、ふたりは仲良しに。そのあと、思い出の木をバックに、ヨヨさんに写真をとってもらったのでした。

思い出の木の切り株を見ながら、ましろちゃんは「あなた(木)とリスのおかげ」と、アゲハさんと仲良くなったことに感謝します。また、「宝探しでいい思い出ができた。みんなで写真を撮ろう」といって、プリキュアたちみんなであらためて写真を撮ります。その写真には、あのときのリスも入ります。ただ、ソラちゃんの鼻の上にチョウチョがとまって、むずむずしてくしゃみをしたときにシャッターがおちてしまいます。

そんないい時間を過ごしているときに、スキアヘッドがカカシのキョーボーグを連れて現れます。カカシのキョーボーグは、竹やりでプリキュアたちを攻撃します。その攻撃をかわしながら、キョーボーグの弱い側面から、キュアマジェスティ・キュアスカイが息の合った攻撃をしかけます。また、キュアマジェスティが危なくなったときに、キュアウィングが助け出します。そして「今の私ならできる」と思うキュアプリズムが、プリズムショットの連発で竹やりをつぶします。そんなキュアプリズムを支援するために、キュアバタフライがカカシの足元を氷で固めてしまいます。そうやってカカシのキョーボーグが攻撃できなくなったところで、5人の合体技で浄化します。プリキュアたちが「なぜ私たちをねらうの?」と聞くと、スキアヘッドは「知る必要はない」といって去っていきます。

ラストの場面ですが。家で「宝探し」の写真を、「新しい思い出ができた」といいながら、プリキュアたちみんなで見ます。そのなかには、ソラちゃんがくしゃみをしたときの写真も。プリンセス・エルが「みんな顔へん!」と言いますが、「これもいい思い出」といって笑います。「またみんなと行きたい」というプリキュアたち…。そのあと、思い出の木の切り株から新しい芽が出ている画像がでてきて、「今度ここに行くときには私もきっと大きくなってる」というましろちゃんの声でしめくくられます。

ということで、幼いましろちゃんがアゲハさんと出会って、仲良くなって今に至るストーリーと、そんなましろちゃんがこれから「新しい芽」が出るように、何か成長していくのではないかと予感させるような終わり方。そんな感じで、今回の物語が終わりました。次回は、ソラちゃんのふるさと・スカイランドの話。「ハレバレジュエルの光が消えた」という話で、浮き島の秘密がかかわるようですが…。

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