できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(9月13日)のプリキュアの話です。

2020-09-13 14:50:54 | プリキュア話

今日も日曜日なので、いつもどおりプリキュアの話を書いておきます。

8月に新プリキュア・キュアアース(アスミ)が登場したあと、先週放送分まではアスミとキュアグレース(のどか)、キュアフォンテーヌ(ちゆ)、キュアスパークル(ひなた)との関係を、それぞれ1対1対応みたいな感じで描くようなストーリー展開をしていました。でも、今週からはいよいよ、アスミも含めたプリキュアたちが4人のチームになって動くことを意識したストーリーになっていくようですね。

と同時に、いままではプリキュアたちの暮らす街(すこやか市)だけがビョーゲンズの攻撃対象になっていましたが、今週からは「おおらか市」など他の街も攻撃されるようです。となると、4人のプリキュアの移動手段が問題になるわけですが…。そこで、キュアアースの「風の力」がおおいに発揮されるようです。

さて、今日の話ですが。まずはひなたが雑誌を持って来て、「おおらか市のカフェがよさそうだから、みんなで行こう」と誘い掛けます。その「おおらか市」には山の中にすてきな湖もあって、きっとアスミも行きたいだろうと。そこで、朝6時集合で弁当を持って、プリキュアたち4人でハイキングに行くことになりました。

実際に「おおらか市」の湖にやってきて、プリキュアたちは久しぶりに、アスミとちゆがダッシュして競争するなど、思いっきり遊びます。また、みんなでもってきた豪勢なお弁当を食べて、おなか一杯になります。そんななか、アスミは土や花、湖など、自然の思いが自分に伝わることを実感します。

その一方で、プリキュアたちが森のなかを歩いていると、巣立ち前の一羽の小鳥が木から落ちたようで、鳴いていました。「どこかに親鳥はいないか?」と、のどかがその小鳥を抱き上げて探そうとすると、「さわっちゃだめ!」「人が近くに居ると親鳥は助けにこない」という声が聞こえました。その声の主は、樹木医の樹サクヤ。サクヤは「いろんな病原体を持っていることもあるので、素手で野鳥は触らないように」とも伝えます。

サクヤは「小さい頃からこの湖に来ていて、心が休まる大好きな場所」「ここを守りたくて、木を治す樹木医になった」と、プリキュアたちに伝えます。「木は地球とつながっていて、地球の悲鳴が聞こえてくる」「木が話をしている。お互いに『元気?』って」「風は自然の思いを伝えている」・・・そんな話も、サクヤとプリキュアの間で語られます。そういう話を聴いて、アスミはサクヤに対して「自然の思いをわかろうとしている」と感じます。そして、アスミは「私もここが大好き」と伝えます。

そんななか、ビョーゲンズのダルイゼンは、メガビョーゲンの成長以外にプリキュアたちを倒す方法はないか、いろいろ試してみようとたくらみます。そしてダルイゼンは「おおらか市」の湖にやってきて、先ほどの木から落ちた小鳥にメガパーツを与え、ネブソックという怪物を生み出します。

一方、プリキュアたちは一度「すこやか市」にもどります。そして海の見える展望台の上で、子犬のラテがビョーゲンズの出現に気付きます。どうやら「おおらか市」の湖に、ビョーゲンズが出現したようです。それも、テレビのニュースを見ると、空の上から地球を蝕む怪物がでてきたようで・・・。それがネブソックのようです。

急いで「おおらか市」まで行って、地球のお手当をしなければ・・・とプリキュアたちは思うわけですが、電車で2時間近くかかる「おおらか市」まで「どうやって行けばいいのか?」と迷います。そんなときに、アスミはサクヤのことを思い出し、「私が助けます」「風は自然の力を届ける」といいます。すると、大きな風が巻き起こり、風のトンネルができて、「おおらか市」の湖までの近道ができます。アスミは「ここを通れば、湖まで行ける!」と言います。

プリキュアたちはその風の通り道を通って、「おおらか市」の湖へ。「ここが大好きだから守りたい」といって、4人とも変身してたたかうのですが、ネブソックはなかなかの強敵です。ただ、もとが「まだ巣立ち前のとべない小鳥」なので、あまりにも高いところに行くと、怖くなるのがネブソックの弱点です。そのことに気付いたキュアアースは、他のプリキュアたちのアシストをうけて、ネブソックを連れて湖の上の高いところへ。その上で、ヒーリングハリケーンという自分の技をつかって、ネブソックをもと姿にもどします。

ラストの場面ですが、ネブソック出現のときに気を失っていたサクヤを、アスミたちが見つけます。「もう大丈夫です」「草花も、湖も喜んでいます」と、アスミはサクヤに伝えます。ただ…。ここまでくる風のトンネルをつくるだけで、アスミのパワーは使い果たしたようです。プリキュアたちは「おおらか市」の湖から歩いて帰るか、それとも電車で帰るか…。「電車賃がない!」という、ひなたの声が聞こえていました。

まあ、今週の物語は、こんな感じでしたね。来週は妖精(=地球のお医者さん見習い)のペギタンの行方がわからなくなって、ちゆ(キュアフォンテーヌ)たちが大騒ぎになるような、そんな予告編でした。

そうそう。プリキュアの次の時間帯は、仮面ライダーセイバーですが。この仮面ライダーセイバーは、どうやら「物語の力」を使って敵とたたかうようですね。今日は「ジャックと豆の木」の力を借りて、仮面ライダーは敵を倒していました。それから地球と本の世界を守る「守護者」という役どころで、知念里奈さんがでてきましたね。しばらくはプリキュアと仮面ライダーセイバー、両方を見続けることになるでしょう。どうも仮面ライダーも、子どもといっしょに見ている保護者世代を意識したつくりをしているようで…。


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