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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

12月4日のプリキュアの話です。

2022-12-10 22:14:07 | プリキュア話

気付けば今日は12月10日(土)。なんだか年末の仕事のピークがいまはやってきていて、12月4日(日)に見たプリキュアの話をブログに書くことができませんでした。やっと今日、ちょっと時間に余裕ができたので、12月4日放送分のプリキュアの話を書いておきます。

さて、今年のプリキュアも、実質あと残り5~6回というところでしょうか。年末年始はきっと放送はお休みでしょうし、最終回は新旧のプリキュアの引き継ぎになりますからね。ちなみに来年も新しいプリキュアのシリーズがはじまるようです。

となると、いよいよ本格的に今年の物語の謎解きがはじまる頃。この12月4日放送分も、その物語の謎解きがメインの回です。

まず12月4日放送分は、妖精コメコメの「一生1回だけの力」をつかって、20年前のおいしーなタウンにプリキュアたちが行くところから物語がスタートします。ただし、このコメコメの力をつかうときは「歴史を変えることは禁止」「過去の人に会うだけ」という約束になっています。

さっそく20年前のおいしーなタウンに行くと、マリさんがたくみくんの母に「ジンジャーのお友だち?」と呼びとめられます。どうやらマリさんの師匠・ジンジャーが、20年前のおいしーなタウンに確実に居たようです。このとき、過去にみんなを連れていくだけでエネルギーを使い果たしたためか、コメコメは寝てしまいます。

その後、プリキュアたちはゆいちゃん(キュアプレシャス)の祖母・よねさんに会いに行きます。そのとき、ここねちゃん(キュアスパイシー)が「明るい顔色にメイク」といって、ゆいちゃんにメイクをします。ただ、よねさんのところにいくと、あいにくジンジャーは不在だとのこと。「戻るまで待っていて」とよねさんに言われます。

ただ、この日は「ジンジャーのお別れ会」なのだと。なぜか、プリキュアの父母たちがよねさんの家に集まって、そのお別れ会の料理をいっしょにつくっています。そこで「ジンジャーが最近元気ない。何か悩んでいる様子だ」とか、「今は大丈夫」とか、「みんな、よねさんに助けられた」「まねきねこが街のシンボルになった」等々、プリキュアの父母たちから聴かされます。

そんななか、ジンジャーがもどってきます。そこには妖精コメコメ一世もいます。ジンジャーはネコみたいなマスクをしています。ジンジャー曰く、シナモンの行方を追ってこの人間の世界に来たとのこと。シナモンを狙っている連中がいて、その連中の黒幕をさがしているとのこと。なにか起きる前にと思っているが、自分は帰っていいのかと思っているとジンジャーは言います。ただ、よねさんに大丈夫と言われて、ふっきれたとのことです。

他方、お別れ会の用意を手伝っていたプリキュアたち。そのプリキュアのなかで、よねさんはおにぎりをいっしょにつくりながら、ゆいちゃんを見て「なにか、話したいことある?」と声をかけます。「そばに行くとなんかうれしくて、ことばにならない」とゆいちゃんは伝えます。「ゆいちゃんは、なんか他人って感じがしない」とよねさん。そしてよねさんの言葉である「ごはんは笑顔」が大好きだって、ゆいちゃんは伝えます。

するとよねさんは、「それは言葉のバトンだ」といいます。自分の娘(ゆいちゃんの母。この頃は板前修業中)も同じことを感じるように、なにかあったときに壁を乗り越えられるように、すぐには役に立たないだろうけど、なにかの力になれば…。そう思っての「言葉のバトン」だと、よねさんは説明します。

一方、いまのおいしーなタウンでは、たくみくんがおにぎりを食べようとしていました。そこにブンドル団のセクレトルが現れて、おにぎりのレシピッピを奪います。たくみくんはブラックペッパーに変身して、一人でセクレトルと対決しようとします。それを見て、レシピッピの危険信号をプリキュアがキャッチしていないことに気付いたセクレトルは、ゴッソリウバウゾーを出して、ブラックペッパーを追いつめていきます。

ここで再び、20年前のおいしーなタウンに戻ります。「夜の公園に、未来へのプレゼントを用意した」といって、ジンジャーはプリキュアとマリさんたちを前に、コメコメ1世たち妖精とともに「ほかほかハートの装置」を動かそうとします。ただ、そのことの記憶を妖精さんたちは封印されます。スペシャルデリシャスストーンをつくったジンジャーは、このとき「いちばん難しいことが、いちばん正しい」「大好きな人たちを守る」と、マリさんに言い残します。そして「シナモンに会え。俺の財布を使え!」とジンジャーが言ったとき、コメコメの目がさめて、プリキュアとマリさんたちは今の世界に戻ります。

今の世界に戻ると、ブラックペッパーが倒れている姿をプリキュアたちは見かけます。さっそくプリキュアたちは変身して、ゴッソリウバウゾーと対決します。その一方で、ブラックペッパーが持っていたデリシャスストーンが、シナモンのもっていたものと同じだと気付きます。

プリキュアたち、特にキュアプレシャスは気合いが入っています。祖母のよねさんやジンジャーたちから「未来を託されたから」といって、ゴッソリウバウゾーに全力で立ち向かいます。そのキュアプレシャスを、他のプリキュアたちが援護します。そして、プリキュア4人とコメコメの合体技で、ゴッソリウバウゾーを倒し、おにぎりのレシピッピを取り戻します。でも、そのとき、またブラックペッパーが姿を消します。

今回はこんな感じで、少し物語の謎解きが進んだ感じですね。どうやらプリキュアたちの暮らすおいしーなタウンには、20年前にジンジャーがしかけた「ほかほかハートの装置」があるようですね。また、街のシンボルに「まねきねこ」がなったのも、このジンジャーが居た頃の様子。どうやらそのことと、いなくなったシナモン、そしてブンドル団がこのおいしーなタウンを狙っていることとの間に、なにかのつながりがありそうですね。また、そのシナモンとたくみくん=ブラックペッパーとの間にも、なにかつながりがありそうです。

ちなみに次回は「料理がたのしくない」と思うゆいちゃんたちが、「おいしい笑顔をどうつくるか?」がテーマになる様子。これも、たぶん今年の物語の謎解きとどこかでつながるのでしょうね。ということで、12月4日分のプリキュアの話、おわります。


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