「ブログの更新は継続してナンボ」という発想で、今日から大阪府の「教育基本条例」案への「一日一言」シリーズを開始してみようと思います。
もちろん、日によっては「こんなものいらない!」の一言で終わる日もあるだろうし、ほかの記事を別に書く日もあるでしょうけど。
ということで、まずは、12月3日(土)の大阪弁護士会主催のシンポジウムの記事についての紹介です。
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2011/12/04/20111204ddn041010013000c.html (激動:維新の大阪 教育基本条例案シンポでバトル 維新市議「民意反映を」教育委員「破壊的影響」 毎日新聞関西版2011年12月3日朝刊)
ほかの新聞にも記事が出たと聴いていますが、まだ未確認です。
ただこのシンポジウムに関する新聞記事、ツイッター経由で聞いている話とは少しずれますね。簡単にいえば、府の教育委員や教育学研究者から維新の会の市議、理論的及び実践的な観点から、ずいぶん手痛い批判を浴びていたとか。それに対してまともな反論ができず、数少ない維新の会市議からのコメントが、「民意で~」という話だったようです。
要するに、このシンポジウムの内容ですが、教育の理論・実践的な部分からすれば、維新の会側の主張には「見るべきものがなかった」し、そのツッコミを回避するために「応答を避けた」というのが実情なようです。
次に、この記事ですが。
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001112030002 (大阪維新の会2条例案めぐり議論 堺市議会:朝日新聞大阪版2011年12月3日)
この記事はツイッター経由で入ってくる情報と照らし合わせても、かなり実情に近いかと。この日の堺市議会での議論では、維新の会側は他会派からの質問に対して、かなりグダグダな内容の答弁しかできなかったようです。また、この記事にもあるように、堺市教委や堺の市長部局サイドからの問題点の指摘も多々あるようですし。
こうやって、どんどん、本格的な審議に入れば入るほど、「教育基本条例」案及び「職員基本条例」案のボロが次々に出てくるはずです。それを強引に「我に民意あり」ということだけでごり押しで通そうとしているのが、大阪維新の会の動きなのではないでしょうか。
なお、「教育基本条例」案の問題点について、詳しいことは下記のサイトをご覧ください。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hotline-osk/
<追記> 堺での「教育基本条例」案反対の動きについては、以下のブログで詳しいことがわかります。