なんだかここのところ忙しくてブログの更新ができず、プリキュアの話が2週続けて飛んでしまっていますね。ひとまずさきほど9月16日分の録画を見ることができたので、まずはそちらから書いておきますね。
さて、今回の基本的な物語は、人魚にほまれちゃん(キュアエトワール)、王子にイケメンの妖精・ハリーをあてるかたちで、ふたりを「人魚姫」の物語の世界にクライアス社のビシンと猛オシマイダーが閉じ込める。それを、他のプリキュアたちが助け出すという展開でした。これって以前、プリキュア5gogoなんかでやっていた「絵本の世界にプリキュアたちが入る」というパターンをつかっているなぁって思いました。
また、そういう展開が不自然にならないように…。フィギュアスケートの大会で優勝したほまれちゃんのお祝いの場で、甘酸っぱいシャーベットをつくるハリーと、そのハリーの姿を遠くからじっと見つめるほまれちゃんとか。ほまれちゃんのスケートの表現力が高まったのは、どうやらハリーに恋しているからではないかと思わせる場面をつくるとか。そういうエピソードを今回、最初に持って来ていました。
その一方でハリーはもともとクライアス社の一員で、ビシンはそのときの仲間。ビシンはどうやらハリーをクライアス社に連れ戻したいと考えている様子。そこでビシンは猛オシマイダーとともにプリキュアたちのところへおしかけ、ドクター・トラウムにつくってもらったアイテムで、ハリーを人魚姫の世界に閉じ込めようとします。そんなハリーを助けるために、ほまれちゃんもいっしょに物語の世界へ。
まあ、ここから先の話は「人魚姫」の物語のとおりに展開するわけですね。王子=ハリーに、人間の姿になった人魚姫=ほまれちゃんは助け出されて、お城の舞踏会でいっしょに踊って…。その舞踏会で、ほまれちゃんは、王子=ハリーに「好きだ」って告白しようとするわけですが…。
でも、人魚姫が王子に一番思われている人だったら幸せになれるけど、そうでなければ人魚姫は海の底で泡になって消えてしまう。そんなわけで、ビシンは王子=ハリーの前に、「王子がほんとうに思っている人はこの人」と言って、誰かを連れてきます。その姿だけを見て、人魚姫=ほまれちゃんはいったん、海の底へ。一方、ビシンははっきりと、自分が連れてきた人の顔を見てしまいます。
さて、ほまれちゃんが海の底へ沈んだときに、物語の外の世界から自分を呼ぶ声を聴きます。その声は、はなちゃん(キュアエール)たちの声です。そこからほまれちゃんはキュアエトワールに変身、再び浮上してハリーを物語の世界の外へ連れ出します。そしてそのあとは、5人のプリキュアで物語の世界を創り出した猛オシマイダーを倒すわけですね。
そうそう、今回どこかの場面でビシンと対決するときに、ほまれちゃん=キュアエトワールは「あなた(ビシン)は私(キュアエトワール)に似ている」と言います。このことば、なにか意味がありそうですね。それはただ単に「ハリーのことが好き」という思いだけではなさそうな…。
ラストのシーンでは、ビシンはクライアス社にもどって、動物の姿(おそらくハクビシン)になって泣いています。そんなビシンを、社長秘書のリストルがなぐさめていました。リストルもまた、動物の姿(おそらくリス)ですね。
一方、ほまれちゃんはイケメンからハムスターの姿にもどったハリーの姿を見て「大会が終わるまで、そのかっこうでいてほしい」「もう少し、自分の気持ちはお預けにする」と言って、今回のお話は終了です。
あと、次回の予告編を見ていると、そのリストルがフィギュアスケート選手のアンリくん(プリキュアたちの同級生)に接近している場面が出ていました。お姫さまのような男の子のアンリくんです。なおかつ、次回はクライアス社の社員募集活動がテーマになるようです。さてさて、どうなることやら…。