ガブリ寄り

日本の国技大相撲が、ようやく日本人の活躍で面白くなってきた。
新大関琴奨菊と関脇稀勢の里の頑張りがあるからだが、琴奨菊が一昨日
の段階で９連勝と波に乗ってきた。
昨日の対戦は、同じ大関の把瑠都だったが、先輩大関としての意地もあ
り、何としても新大関の琴奨菊の連勝を止めたいところだ。
制限時間いっぱいとなり、行司の仕切が返った。
立合五分の当たりだったが、把瑠都は上背があり長身から手を伸ばすと
いとも簡単に両まわしを取って十分な体勢になった。
琴奨菊は右上手がとれずに不十分だが、把瑠都の右上手を切ろうとした
り、下手を引きつけて得意のガブリ寄りを試みたりするのだが把瑠都に
はなかなか効かない。そうこうする内に、把瑠都の体勢がますます良く
なり、琴奨菊は胸を合わされて棒立ちになってしまった。
こうなると把瑠都の両まわしからの引きつけで、土俵際まで一気に持っ
ていかれ、あえなく寄り切られてしまった。
琴奨菊が星をひとつ落として９勝１敗になってしまったのだ。
この相撲を見て思ったが、上背のあるふところの深い力士には、琴奨菊
得意のガブリ寄りが難しいということだ。
琴奨菊が把瑠都に勝つには、低い体勢から頭を下げて前みつを取るか、
巻き変えてもろ差しを取るかしかない。
残りの相撲は、大関戦と横綱戦が残っているが、立合思い切って当たっ
て頭を下げて有利な体勢に持っていければ、逆転優勝もあるだろう。

モール前不動産(ブログ)　http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.htm

スタッフブログ　http://nanappemame.blog108.fc2.com/

山口県リフォーム実例(ブログ)　http://www.geocities.jp/sennenhome/f6.html