仕事にいく時間帯の朝は、犬を連れて散歩する人が意外に多い。
3日前いつもと違うルートで自転車通勤をしていると、柴犬を連れた中
年夫婦が私の前を散歩していました。
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広い道ではどちらかに避けて通るのですが、たまたまその時は農道を走
っていてその幅1mで右側に畑があり、左側には1mの用水路。
かなり前から自転車で「チャリン・チャリン」とならすが、夫婦は話し
に夢中になっていて聞こえない様子。
何度もならしていると、後ろにいる犬を連れた主人がようやく気づいて
右端によけてくれた。すこし間をあけて奥さんも気づいてくれて、主人
より少し前で左側によけてくれた。
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これで私が通る道は確保されたわけだが、しかし犬は中央に寄って私が
通り過ぎるのを待っている。この場合、主人は犬を自分寄りに引きつけ
て動きを押さえるのがエチケットだが、ロープは緩めたままだ。
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自転車で通り過ぎようとすると、犬が右側にいて私の足と犬の鼻の距離
がわずか5センチ。こぐのをやめて、ひたすらおとなしくしていてくれ
と願いながらようやく何とか通りすぎることができた。
しかし犬に気を取られて前方に奥さんがいるのをすっかり忘れていた。
あぶないとハンドルを切り、危機一髪衝突をまぬがれた。今度は奥さん
が弓なりになりながら必死でこらえ用水路へのジャボンをまぬがれた。
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犬の素性が良かったから事なきを得たが、ワンちゃんが少しでも変な動
きをしていたら悪の連鎖が起こってどうなっていたのだろう。
愛情いっぱいに育てられたワンちゃんでよかった。
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