4月も初旬が終わり、サクラもほぼ葉桜になりつつある。
事務所と自宅で使ってきた灯油ボイラーもぼちぼち終う時期。
灯油缶に入っていた灯油も、一缶にわずかに残っただけでうま
い具合に終了する。最悪の場合は、満タン近くの灯油缶を半年
近くもわが家の倉庫に寝かしてしまうときもあるのに・・・。
ところが急転直下、寒の戻りになり灯油ボイラーが再登板。
残り少ない灯油でいかに凌いでいくか、知恵の使い時。
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昨日は久しぶりにN左官さんに電話をした。
私が電話をすると、いつも待っていましたと言わんばかりの
大きな声で「はい、N左官です」と出てくるのに。
今回は様子が違って、以外と冷静な小さな声になっていた。
一通り電話で用件を話して、1時間後にとりあえず事務所に
来てもらって一緒に現場を見に行くことにした。
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N左官さんといえば、きれいに磨き上げた青い2トンダンプで
町中を駈け回る姿をよく見かけていた。もうすぐ、その青い2
トンダンプでお出ましかなと思ったら軽ワゴン車だった。
そして車を止めて事務所入ってくると、急に髪が白くなり老け
込んでしまった左官さんになっていた。直にあって話すのは、
1年ぶりぐらいになるのだろうか。
「N左官さん、青い2トンダンプはどうされたんですか」
「大腸がんをやって、ダンプは処分してしまいました」
歳を聞くと78歳になったというが、左官職人として鍛え上げ
てきた体、老け込むには早すぎる気がした。一緒に軽ワゴン車
に乗って現場に行ったが、車の運転もあぶなっかしくて、もうそ
こには現役で働くだけのものはなかったように感じた。
元気だった頃の左官さんが思い出されてさびしくもあった。
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