老人の怒り

昨日は雨上がりで、秋晴れのすがすがしい１日でした。
見込み客を見つける方法は色々ありますが、こんな時は外で営業をして
秋の心地よい空気を思いっきり吸いたいですね。
ある住宅地を歩いていると、家のリフォームするには格好の家がありま
した。インターホンを鳴らすと７０才程の家のご主人が出てきました。
私が挨拶をしていると、ご主人の顔が見も見る変わってきて怒りが爆発
しました。「これが見えんのか！」と指を指しました。見ると玄関横に
は、１０センチ程の『セールスお断り』の立て札がかかっていました。
最近の家は、この立て札のかかっている家が多くあまり気にしませんでした。
その主人の、怒りは頂点に達して暴言を吐き続けます。まずいお客にあたっ
たものだなと思い、こんな時は私の気持ちが逃げると、相手の怒りが収ま
りません。老人の怒りが通り過ぎるまで待とうと、気持ちを切り替えて待ちま
したが、この老人の怒りは収まりそうにありません。そうこうしていると、近所
の奥さんが、私と老人の様子を興味津々に見て通り過ぎていきました。
その時思いました。この老人はご近所で、常に怒りを回りにぶつけて困らせる
ことを一つの生き甲斐にしている人だろうと。
話す内容をきいても、何に対して怒っているのかよくわかりません。それにし
ても、５分ぐらいは続いたであろう怒りはようやく終わりました。こんなエネル
ギーをいい方向に使えば、素晴らしい人間なんでしょうが、でも、これがこの
老人の人生そのもので、これからも変わることはないのでしょうね。

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