今日も朝から雨と強風。道の駅「阿蘇」を早朝に出て、仙酔峡に向かった。ロープウェイ駐車場下の駐車場には誰も来ていなかった。雨具を着け、上の駐車場に行くと2・3台が停まっていた。インフォメーションセンターで今後の気象状況を確認しようとしたが、ドアーはロックされていた。登山名簿に記帳して出発した。
花酔橋を渡り、ミヤマキリシマの咲く(もう峠は過ぎていた)斜面を登り鷲見平に出た。雨は小雨になっていたが、強風が吹き荒れていた。あちこちに遭難者のレリーフや標注が立っていた。どうやら、鷲ケ峰の登山中に遭難した方々のもののようだった。
仙酔尾根を少し登りかけたが、常時20m/s超のまた時折30m/sを超える強風のために吹き飛ばされそうになる。昨日の天気予報では昼過ぎから回復するようだったが、どうやら遅れているようにも思った。これ以上は危険と判断し、下山した。駐車場でしばらく様子見をしていたが、インフォメーションセンターは未だ開かず、天候の回復も望めそうになかったので2時間待ったが、9:40駐車場を高千穂峡に向けて離れた。もともとの計画では本日が高千穂峡を一日見て回る積りだった。
11:06、高千穂峡ボート乗り場そばの駐車場に車を停めた。このころになると雨も上がり、時に薄日が差してきた。聞くと増水のためボートは中止だそうだ。残念!水面から真名井の滝を見たかったのだが。2時間ばかり高千穂峡と高千穂神社まで歩き回って、13:23今夜の宿「今国旅館」に入った。チェックインは15時からということだったので、明日予定している祖母山の登山口の下見をしに出かけた。北谷登山口から登ることを決めていたので、そのアクセスルートをたどった。林道に入ると道は細く荒れていた。
ゆっくりとして15時旅館に戻り、のんびり風呂に入ったりして過ごし、18時から部屋へ準備して貰った豪華な夕食を戴いた。食後は写真や記録を整理して、荷物を片付けた。ネットに接続できる設備がなかったのが残念だった。夕食のとき、明日の山でのおにぎり弁当を頼んだ。