晴。準備をして10時頃自宅を出る。いつものスタンドで車にガソリン満タン、洗浄機で車を洗い、空気圧などチェック・調整して、水戸駅南口に着く。幸に、駐車場が空いていたので入れ、改札口にて3人の来水を待つ。
すぐに昼食に向かう。丁度、「ボニッシモ」の開店時間に到着。堀田・加藤両氏はステーキを、新澤さんと小生は鯛のパン粉揚・コラーゲンハンバーグを摂った。さくら通りのサクラは盛んに散っている。D51駐車場は満杯だったので、梅桜橋の麓の駐車場に停める。
(写真は左から、レストラン「ボニッシモ」の前、日替わりランチ、デザート)
好文亭を見学し、偕楽園を散策す。3人は久しぶりで左近の桜の大きさ、その桜吹雪に感嘆。吐玉泉の絶えない湧水もみて、1時間40分ばかり楽しんで、国道118号線を北上し袋田の滝に向かった。時間の余裕があったので、途中、西金で右折して奥久慈男体山に寄り道する。1650万年前のゾウ類の足跡化石の発見場所を見て、険しい奥久慈岩稜を右上に見ながら大円地で奥久慈パノラマライン林道に出て停車。奥久慈男体山の南岩壁を背景に撮影。滝倉でパノラマ林道から離れ、滝倉川に沿って西に進み、国道118号線に出て、袋田の滝を目指し北上。奥久慈男体山は、下記に述べる袋田の滝と同様の形成過程を受けたものである。一見火山の噴火によるもののように見えるが、奥久慈男体山は火山ではない。海底火山の噴出物が隆起してできたものである。
(写真は左上から、左近の桜の前で右後ろに好文亭を背景に、左近の桜吹雪、好文亭3階から中央上に左近の桜と右奥に千波湖を望む、好文亭3階楽寿楼の丸窓。左下は大円地から見上げる奥久慈男体山)
満開の桜が咲く道を進んで、観瀑台に登って見た日本三大名瀑の一つ袋田の滝(幅73m、高120m)は見事だった。観瀑台が近過ぎてか、滝が大きいためか、一アングルではこの「四度の滝」の全貌は見渡せないのが残念だ。復路は吊り橋を渡って、間近に凝結角礫岩の岩壁や川にある大きな岩を見ながら車に帰る。
(写真左から、袋田の滝の1~3段目までを見る、下流に横たわる大岩直径は1mをゆうに超えている、吊り橋越しに袋田の滝3段目と最下段の4段目をみる)
袋田の滝は、1,500万年前(中新世)に堆積した地層が海底から噴出したハイアロクラスタイトで出来いる。それが、隆起して地上に姿を現し河川による浸食作用で形成されたものである。
次は、裏見の滝十選して知られる月待ちの滝(幅12m、高17m)を訪れた。アクセスがよく見るにはやさしい。今回は滝の裏までには入らなかったが、次回来た時に入ってみよう。マイナスイオンが非常に多い、そうだ。岩を見る限り、袋田の滝と同様の組成で出来ているように見えた。10分ほど見て、今夜の宿である「ホテル奥久慈館」に17:36到着した。我々の到着を歓迎してくれるかのごとく、大きな虹が架かっていた。
(写真は左から、月待ちの滝で写真右機の後ろから滝の裏側に入ることができる、ホテル前の満開のツバキ越しに虹を見上げる)
今回は2人x2部屋を予約した。早速、部屋に荷物を置いて夕食。食事はビュフェスタイルであったが、ホテル代が安いだけに、小生には食べるものは少なかった。野菜サラダ、五目寿司とホウレンソウの味噌汁、鶏唐揚げ・海老フライ・さんまの塩焼き(左写真)を摂った。小生はアルコールを摂らないので何ということはないが、ビール・お酒などのアルコールも飲み放題なので、アルコール好きにはたまらないだろう。
入浴は一人貸切状態でのんびりと浸かった。PH8.8とあったが、肌に感じるのはそれより少し低い値ではないかと思った。ぬるぬる度が低い。同室の新澤さんと色々な話をし携帯に起床時間を設定して23:30消灯。いつもの寝る時間よりだいぶ早いので中々眠れず、でもいつの間にか意識はなくなっていた。