つれづれ日記

~認知症に備えて~
(H26/11/21geocitiesから"goo"に引越)
(写真はクリックすると大きくなる)

茨城県北ジオパークから学ぶ(県民大学)7回目

2012-07-14 19:29:05 | ジオサイト

 今日はフランス革命記念日(1789年)。未明の4時~5時にかけてかなりの降雨量があったようだった(53㎜ほど)が、起きた時には上がっていた。曇時々晴で、最高気温31.4℃だった。

12071401geo7  今日の題目は、「ジオパークと地域の文化を考える~五浦海岸を中心に~」で、講師は茨城大学教育学部教授・茨城大学五浦美術文化研究所副所長小泉晋弥氏。

 ジオ的にみると、五浦海岸は波食地形が広がっており、過去のメタン冷湧水の跡が路頭として広範囲に観察できる場所はきわめて珍しい。このメタン冷湧水起源の炭酸塩コンクリーションの中や周囲に当時の海底に済んでいた化学合成群集の化石が観察できる。2008年にはこの炭酸塩コンクリーションの中からムカシオオホオジロザメの化石が発見されている。

 岡倉天心がこの場所に移った理由、六角堂の意味あい、インドとの関わりなどなどの説明が資料と、写真によってなされた。非常に興味深かった。