最近はスマホでレシピを検索することが多いので、お料理本はすっかり買わなくなりましたが、昨年たまたま見つけて衝動買いし、今でもすごく役になっているのがこちら。
以前ご紹介した巻かないロールキャベツも、この本にのっていたものです。他にもいろいろ作っているので、本のご紹介をかねて、いくつかまとめてアップしようと思います。
重ね煮は、お鍋に材料を重ね入れ、調味料を加えて蒸し煮にする(ふたをして火にかける)という調理法です。厚手のお鍋がお勧めですが、ふたつきのフライパンでも作れます。簡単、ヘルシーでおいしくできることが注目されているようで、似たタイトルの本がたくさん出ていました。
例えばこれは「鶏肉と豆苗のごま油煮」を作るところ。お鍋に豆苗1パックと鶏むね肉、にんにくみじん切りを重ね、酒・ごま油・塩こしょうを回し入れ、ふたをして中火で7分蒸し煮にします。
お鍋いっぱいの豆苗があっという間に縮んで、たっぷり食べられます。豆苗をクレソンに、ごま油をオリーブ油に代えるなど、応用も自由自在です。
アクアパッツァ。お鍋にトマト、塩こしょうした白身魚、にんにく、アンチョビ、あさり、黒オリーブを重ね入れ、オリーブ油、白ワインを回し入れて蒸し煮にしました。私はトマトはプチトマト、魚は真鯛を使いました。簡単ながら華やかな一品。魚介と野菜から出るスープもおいしいです。
鶏肉と根菜のバルサミコ煮。お鍋にごぼう、れんこん、鶏肉、プルーン、ローズマリーを重ね入れ、酒・オリーブ油を回し入れて塩こしょう。蒸し煮にしたあとバルサミコ酢を混ぜます。こっくりとした旨味があって、お気に入りの一品です。
鶏肉のおろしオイスター煮。お鍋に大根おろしと鶏もも肉を重ね入れ、オイスターソース・しょうゆ・みりんなどで作った合わせ調味料を回し入れて蒸し煮にします。青じそをたっぷりのせていただきます。味としては和風ですが、オイスターソースのコクがプラスされ、滋味深い一品です。
本の表紙になっているお料理です。「骨付きチキンとトマトの重ね煮」とありましたが、これは鶏肉のバスク風ですね。私は骨付きでない鶏もも肉を使い、あらかじめ塩こしょうして焼いておきました。お鍋にトマト、たまねぎ、鶏肉、黒オリーブ、にんにく、ローズマリーを重ね入れ、蒸し煮にして味を調えました。