横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

1 チョコ for 1 スマイル

2014-02-07 | 日常茶話
町はチョコレートとイチゴのオンパレード。
バレンタインデーが近いせいね。

期間限定パッケージの森永ダース。

このパッケージに参加しているのはアパレル企業数社。そして彼らが賛同しているキャンペーンが、こちら。
1チョコ for 1スマイル

児童労働の禁止と教育普及。


カカオ、コーヒーは本来は高級嗜好品。
15世紀のヨーロッパ列強がこぞって新大陸へのし進出をねらって大西洋に繰り出していたその副産物としてアジア、アフリカから
もたらされました。

今私たちが当たり前のように飲むコーヒーやココア、
コンビニで手軽に買えるチョコレート
それらは原産国のほとんどの人たちの口には入らないのです。
私たちが手頃な値段でこれらを手に入れるためにはいちばん最初の労働者にかけるコストを極限まで減らすしかありません。
その結果、最も安い労働力として未成年それも未就学児童を現場に大量に導入しているのが現実。
未就学の彼らは長じても学校に行くことはありません。
特に女子はその傾向が顕著だといいます。
学校教育を受けていない彼らは、「読み書きそろばん(算術)」ができません。
契約書も読めないので、雇用条件も知らされません。
売り上げを不当にごまかされても計算ができないので、理由がわからず泣き寝入りです。
学校教育を受けられないだけでなく、自分の意見を広く発信する術も、サポートを得る機会も失われたままなのです。
使用する側はそれを知っていてわざと教育を受けられないようにしむけることもあるそうです。

その結果、経済的な理由で学校に行けない彼らは:
男子はリスクの多い作業に格安の賃金で過剰労働を強いられ、使い捨てられていきます。
女子は家計を助けるために持参金と引き換えに未成年で結婚させられ、一生子どもを産むことを義務つけれられています。
その子どもたちもそういう生活が当たり前だと思って育ちます。負の連鎖はどこかで断ち切らなくてはなりません。

男女に生物学的な性差があるのは当たり前。
近年の研究では、脳の働き方にも男女男女には違いがあることがわかってきました。
それはしかし、どちらが優れているかとかいないかとかいう比較対象にはならないものです。

その上で個性があるのだから、未来はもっとのびのびと選択ができるほうがいい。
生き方を選択する自由が、本当の自由。
情報を読み取り比較し、実現するために何をしたら良いか選択できるように
教育とはその第一歩だとおもうのです。

少なくとも経済的な理由や男女の別が
教育の機会を失わせることのないように。

一粒の消費がその役に立つなら、よろこんで。(食べ過ぎに注意…)


このキャンペーンの対象NPO
プラン・ジャパン; http://www.plan-japan.org/?lp_plan
ACE :http://acejapan.org

興味のある方はのぞいてみてください。