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横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ晴れ時々ランニング、更新随時

虹の岬ツアーズ、第一回「うれしいハプニング」

2014-09-08 | 旅行、おでかけ


友人Tさんがとある喫茶店で彼女にプロポーズした、と報告があったのが先月。
その喫茶店というのは、同じく友人の森沢君の書いた小説『虹の岬の喫茶店』のモデルになった千葉県房総半島にある小さな喫茶店です。
この本はこの秋公開される、吉永小百合さん初プロデュース、初監督の映画『不思議な岬の物語』の原作。
そして実在するこの小さな喫茶店が、映画の舞台になっています。


原作本と作者ノ図



で、その場にいたみんなで、そこに行って幸せな二人にあやかろう!映画化をお祝いしよう!ということに即決。
プロポーズをしたご当人に幹事を任せ、ガイドには森沢君自身を立てるというなんともむちゃぶりなツアーズが結成されました。

さらに先週その作品がモントリオール映画祭でダブル受賞をするといううれしい話が飛び込んできて、大盛り上がり。

ところが、そのさなか、ハプニング勃発。

いつものように9時のニュースをぼーっと見ていたときのことです。
先のモントリオール映画祭のダブル受賞の話題がのぼり、その流れで、これから訪ねる予定の喫茶店がとりあげられました。

私は初めて訪問するので、どんなところなのかしら?とわくわくしていましたら

この喫茶店のマスターである明るい元気なS子さんがニコニコしながら撮影のこ惚れ話。そして常連さんから、思い出ノートへ。
そのノートは、ここを訪れたお客さんたちが思い思いに書いて行ったものです。
日本国内だけでなく、韓国からも森沢君の原作を読んで訪ねてきたという人や、
喫茶店のファンの人たちがたくさん書き込んでいます。
(かっこ内は私の心の声です。)
すると、レポーターさんがノートを見ながら
「ほんとうに、たくさんの人がかかれてますねー。」

(ヘーいっぱい訪ねてきてるのね。ますます楽しみだわ~)

「そうなの、ほら。これなんか、ここでプロポーズしたって、ね。」とS子さん。

(へー、Tさんもプロポーズしたっていってたし、この場所はほんとにすてきなところなんだな~)

スタジオのメインキャスターO氏にむかってレポーターさんが
「えー…『本日この喫茶店でプロポーズしました。』すてきですねー」

そしてそのノートがモニター画面いっぱいに。

(だーーーー!!!!!)

署名を見ておのろいた!!

Tさん、そのひとじゃん!!!

おーーーい。

Tさんいわく
「だーーーー!!!全国にばれた!!」

うむ、ばれましたな。


もうこれは、ぜひ喫茶店で本物を拝見しなきゃ。
幸せは分かち合うと倍々に増えるのよ。

ほんと、おめでとう。

そんなこんなでいよいよ虹の岬ツアーズがはじまりました。

こちらが岬の喫茶店。




つづく。