横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

宮殿訪問その3(おまけ)

2014-09-06 | 旅行、おでかけ
迎賓館本館の表


そして、こちらが裏


外廊下にあるペンダントライト…これが等間隔で下げられています。


側面から裏側に回り込むまでにこの距離。

これだけのものを、今つくろうと思ったら、大変だよねー。ほんと。






建物も見事ですが、もう一つの見所は裏庭にある大噴水。

裏庭、と書きましたがそれは便宜上本館の裏側に広がっているからであって、庭というより公園のような広さでした。


カメさん。

あ,ここにいた!グリフォン。


さらに進むと盆栽がズラリ。
中には樹齢170年というものも。

おそらく、紀州藩主の江戸屋敷だった頃から受け継がれたものでしょう。
今も大事に剪定され、海外からのお客様の宿泊室などに飾られるのだそうです。
そして、盆栽の後ろに写る、迎賓館の雨樋がまた、すばらしい。
全部、銅.なんですよ。
銅は酸化すると次第に渋色になっていきます。だから取り替えたばかりなのかもしれません。
それにしても、ピッカピカでした。
銅は金属の中でも柔らかく細工しやすいので、古くから世界中で利用されています。
日本でも、その歴史は奈良時代に始まっているそうです。

もう、どこもかしこも、日本の職人技のオンパレード。
これも税金の無駄遣いと考える人もいるかもしれませんが、
これだけのものを維持し続けることができるのは、世の中が平和で安全だからこそ、です。

ところで、この辺り一帯は広域避難区域に指定されています。

てことは、緊急の際には宮殿内にテントなんかも建てられちゃうのね。

うーん。ありがたいような、ありがたくないような…。

という訳で、しっかり堪能した参観日でした。

おしまい。