横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

暑気払いだぜ、全員集合

2014-09-19 | 日常茶話
実家の方でちょっとした工事をすることになり、作業に携わる方々と一緒に暑気払いの集まりをいたしました。

で、会場はおなじみの青海星(チンハイシン)


中華街は東日本大震災以降お店の入れ替わりが激しくて、西の方から大きな企業がはいってきたり、
なんだかお祭り広場のようになってしまったと嘆く諸兄もちらほら。
それでも、ちょっとウラに入るとしっかり地元に根付いたお店もまだ健在。

何件かおすすめのお店があるのですが、やはり私たち家族の定番はここ。


なぜ青海星が好きかといいますと、私たちにとっての中華料理の味だからです。
おふくろの味中華街バージョンとでも言いましょうか。
では、さっそく
ディナーコースのご紹介。
前菜,盛りあわせ~♪


あわび~♪


シュウマイ~♪




紹興酒。お店の御主人いわく、5年ものが一番おすすめだそうです。




これは絶品。牡蠣の豆(豆編に支)トウチ炒め。コース番外です。牡蠣がお好きな方はぜひリクエストして。


エビ団子~♪


エビマヨ&エビチリ~♪


ふかひれ~♪


チャーハン~。お腹いっぱいだー。


さっぱりマンゴープリン。


おみやは
桃マンでした。



ごちそうさま。
食べきれなかった分はもちろん、お持ち帰りできます。

青海星は中華街市場通り。

中華街もベイスターズを応援しています。



____
そして、基本、横浜中華街のお店は大勢でわいわいおしゃべりしながらいただくところ。
恋人同士ゆっくりとか、大人の会話を楽しみたい方は、
個室のある大きな店舗に行くとよいですよ。(これ独り言ですから)










はたらくくるま

2014-09-18 | 日常茶話
夜、所用で出かけた帰りに偶然通りかかったのが



道路清掃車(ロードスイーパー)
ペリカンという愛称がついています。


路肩のゴミがたちまち吸い込まれて行きました。


きれいな道路はおかげさま。

だからといって、
窓からゴミのポイ捨てはダメよ!

舗装

2014-09-16 | 横浜ラブ
野毛商店街のメインストリートを横切るいくつかの小径。

舗装された路面はどれも判で押したような模様なんですが、

たった一本だけこんな仕上がり。


施主のリクエストか、たまたま業者の選定がよかったのか

いっそ、小径ごとにデザインを変えるっていうのもありじゃなかったのかしら。

バスに乗って

2014-09-15 | 日常茶話
先日乗った満員バスでちょっといいことがありました。

横浜市内のバスはほとんどが前乗車先払い、後降車のワンマンタイプです。
とある停留所でお年寄りがふたり人ごみをかき分けて降りました。
ところが、持っていた荷物のうち、手提げを車内に置き忘れてしまったのです。

ブザーが鳴って降車ドアが閉められようとした時、車内の誰かれともなく
『わすれもの、わすれもの』
『ちょっとまってくれー』と声が上がりました。バスはそのまま停車。
一番出口近くにいた女性がその手提げを受け取ってバスを降り、
お年寄りを追いかけました。
すぐに追いついて、無事に手渡し完了。
女性が戻って再び乗車したのを確認すると、
「良いですか、発車しまーす。」と運転手さん。
「ありがとうございました、「ありがとう」と後ろの方から声がして

ドアが閉まり、何事もなかったように走り出しました。

バックミラーに写っていた運転手さんの顔はニコニコしていました。

バスはそこそこ混んでいましたが、なんとなくみんなゆったりしていました。

最近あったちょっとうれしかったことなので書きました。

今日は敬老の日ですね。









ちばけん

2014-09-14 | 日常茶話
先日の虹の岬ツアーズで思わず買ったものは…

チーバくんふなっしーのコラボクッキー?


ピーナッツアイスクリーム



いえいえ、それは

ちば犬(ちばけん)

柴犬(しばけん)じゃなくて
千葉犬(ちばけん)、千葉圏の柴犬。
シッポが千葉の名産ピーナッツなの♪


千葉犬かわいい。

千葉県たのしい。

註:このちば犬とはちがうらしい。

虹の岬ツアーズ、最終回「虹の岬に乾杯!」

2014-09-13 | 旅行、おでかけ



トンネルを抜けると、そこは


岬の喫茶店でした。












小説の中ではここを訪れる人たちそれぞれにちいさな奇跡がおきるのですが、

不思議なことに、私たちが到着すると、いつのまにか雨がやんで青空がちらちら見え始めました。



さらに、うれしいことに、春以来の友人との再会がありました。Nさんです。
モントリオール国際映画祭W受賞効果で遠来のお客様が増え、
S子さんだけで対応しきれなくなって姪に当たるNさんに急遽手伝いを頼んだのだそうです。
まさか、お会いできるとは思わなかったので、一同で再会を喜びました。

そして、これまた偶然の出会い。
火災で全焼する前の喫茶『岬』を写真に収め、写真集を出したカメラマンさんも来店中。
すてきな写真集を見せていただきました。

この喫茶店は二代目の建物です。2011年の1月に火災にみまわれました。
その後S子さんのお店の常連さんやファンの人たちが再建に尽力し、その年の暮れに再びよみがえったのだそう。
房総半島のちいさな岬の突端にぽつりとたたずむちいさなちいさな喫茶店は
とても大きなものの腕に抱かれているようです。

テラス席に座って眺める風景は何とも言えず豊かです。








そして本当に本当に美味しいコーヒー!!!

この香りと味を楽しみながら、何時間でもいられそう。

一休みしてから,下の海岸へゆるゆる散歩にでかけました。






三々五々思い思いに話しながら、心はゆっくりほどけて行きます。

「あー、しあわせ。明日からまたがんばろ!!」
誰がいうとなく発した言葉に全員が、うんうんとうなずきました。

喫茶店の閉店は日没。
灯りが灯りました。


そろそろツアーも終わりに近づいています。

私の遅い夏休みももうすぐおしまい。
こんなにも終るのが残念で充実した休日は久しぶりでした。

帰りの車中はBGMで流れていた長渕剛の『乾杯』が、いつのまにか大合唱。

音楽と珈琲の喫茶店『岬』はみんなの心にしっかり焼き付いていました。

ありがとう。虹の岬ツアーズ。
ありがとう、みなさま。


きっといつかまた、かえるところ


岬の喫茶店に乾杯。

おしまい。

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虹の岬ツアーズ、第四回「何枚だ~?千枚田」

2014-09-11 | 旅行、おでかけ

千枚田、というのは実際に千枚あるということではなく、たくさんの棚田があるところという意味です。
日本各地にあるのですが、ここ千葉県鴨川にも有名な「大山千枚田」があります。

ガイド?の森沢君推奨、鴨川陶芸館でもご主人に勧められ、ツアーズは虹の岬に向かう途中で再び寄り道。
山間に箱庭のような美しい棚田が広がりました。






こんなにていねいに田んぼを拓くなんて、日本人てすばらしい!人間てすばらしい!

天皇陛下の御歌の碑(撮影:Yちゃん)


雨もあがりはじめ、のどかな里山の風景にみんなうっとり…



している中、なぜ?なぜ?B型人間ふたりの会話

M澤「なんかのどかですねー」
I崎「細かい仕事ですねー」
M「どうやって、(棚田を)作ったんでしょうねー」
I「下から順番?上から?」
M「やっぱ下からですかねー、あ、それだと掘り起こした土とか石はどうしたんでしょう?」
I「でもいきなり上からって、たいへんじゃないですか?」
M「上を耕して出た土は下に、ってほうが楽そうですけど」
だれか棚田は上から作ったのか下から作ったのかご存知の方いませんかー、いませんかー?

というわけで、千枚田のポーズな人々。(撮影:Yちゃん)

前一列が全員合掌….


そして一行は鴨川から山道を富津へ
トンネルを抜けるとそこに………!

この看板(key coffee)を見落とさないでね。

つづく!(次回最終回です。)

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虹の岬ツアーズ、第三回「芸術はバクハツ…かな」

2014-09-11 | 旅行、おでかけ
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虹の岬ツアーズのスペシャルオプションは陶芸体験でした。



はじめに予定していた鋸山ハイキングは天候などを考慮してまたの機会に。
ちょっと時間が空いちゃったけどどうしようかと車中談義の中、
気配りの天使のYちゃんが
『陶芸はどうですか?』と提案。
いいね!いいね!とみんながうなずく間にサクッと検索予約してくれたのでした。

というわけで陶芸体験決定です。
場所は鴨川陶芸館


今回は手ろくろをつかった初心者向けのコースでカップを作ることにしました。
まず生地を選びます。
地肌を活かした茶色い生地と色つけのできる白い生地か。
茶色い生地は上薬をかけると焼き上がりが素焼きっぽくなっておしゃれ。
白地はつるんとした仕上がりですが、色付けをすると発色がきれいです。

いよいよ作業開始。
実は私、陶芸は初めてです。メモ代わりにたくさん写真を撮ってしまいましたが、
経験者には退屈かもしれません。ですからその辺はご自由に読み飛ばしてください。

簡単に伸ばしてある生地を


型紙に合わせて切り出し


カップの底も同様に。




型筒に巻きます。後ろの手ろくろにのっているカップの底は少し平たくのばしておきます。


わいわいがやがや


型に巻いた側面を丸い底に合わせてのせます。


底と側面の継ぎ目を滑らかに修正したら、
思い思いにカップの模様をつけていきます。

型抜きのスタンプもありますが、縄やヘラを使うとバリエーションが広がってたのしーい。

模様付けが終わると中の型を抜き取ります。





カップの形が見えてきましたよ。


つぎは口を広げて滑らかにカーブをつけます。ヘラとろくろの回転を使ってきゅーううっ…っとな、さすが先生。


素焼き風組はここで作業終了。

白組は絵の具で色を付けます。

糸を使ってろくろから外し、


ひっくり返して底に名前と日付をいれて、私たちの作業はおしまい。




乾燥して焼き上がるのは一ヶ月後。
どんなカップになるのかなー♪♪

さあ、いよいよ岬の喫茶店へ…??!


つづく!


虹の岬ツアーズ、第二回「何はなくとも腹ごしらえ」

2014-09-09 | 旅行、おでかけ

前回から続き
さあ、いよいよ虹の岬ツアーズ開始です。

天気予報はずっと雨なのに、中止を心配するメンバーが『全くいない』のがこのツアーズの良いところ。


ドライバーは幹事のTさん。お世話になります。
小雨が時折ぱらつく中、いざ、

岬の喫茶店へ……………………


……………じゃなくて

まずははらごしらえ。

南房総館山にある道楽園のばんごやへ!レッツゴー!

いつ食べる?
今でしょー!!


目指すメニューを確認。


ばんごや丼かスペシャル丼か…それが問題なの。

で、結局
どどーーーんとスペシャル丼

これでもご飯を少なめで、ってリクエストしたんですよ。


ちなみに、好きなものは先に食べますか?
最後にとっておきますか?
私は、後者です。

ターップリ海の幸を堪能いたしました。おいしかったー、ごちそうさまでした。(はーと)

と思ったら、
デザートは別腹って人多数でこれまた名物「びわソフト」。さわやかな甘さとクリームの旨さが大人気。


別腹な人々。


お腹の準備も整ったところで
いよいよ、岬の喫茶店を目指し…




なぜか、鴨川の陶芸館へ向かいます。


え??


つづく。



虹の岬ツアーズ、第一回「うれしいハプニング」

2014-09-08 | 旅行、おでかけ


友人Tさんがとある喫茶店で彼女にプロポーズした、と報告があったのが先月。
その喫茶店というのは、同じく友人の森沢君の書いた小説『虹の岬の喫茶店』のモデルになった千葉県房総半島にある小さな喫茶店です。
この本はこの秋公開される、吉永小百合さん初プロデュース、初監督の映画『不思議な岬の物語』の原作。
そして実在するこの小さな喫茶店が、映画の舞台になっています。


原作本と作者ノ図



で、その場にいたみんなで、そこに行って幸せな二人にあやかろう!映画化をお祝いしよう!ということに即決。
プロポーズをしたご当人に幹事を任せ、ガイドには森沢君自身を立てるというなんともむちゃぶりなツアーズが結成されました。

さらに先週その作品がモントリオール映画祭でダブル受賞をするといううれしい話が飛び込んできて、大盛り上がり。

ところが、そのさなか、ハプニング勃発。

いつものように9時のニュースをぼーっと見ていたときのことです。
先のモントリオール映画祭のダブル受賞の話題がのぼり、その流れで、これから訪ねる予定の喫茶店がとりあげられました。

私は初めて訪問するので、どんなところなのかしら?とわくわくしていましたら

この喫茶店のマスターである明るい元気なS子さんがニコニコしながら撮影のこ惚れ話。そして常連さんから、思い出ノートへ。
そのノートは、ここを訪れたお客さんたちが思い思いに書いて行ったものです。
日本国内だけでなく、韓国からも森沢君の原作を読んで訪ねてきたという人や、
喫茶店のファンの人たちがたくさん書き込んでいます。
(かっこ内は私の心の声です。)
すると、レポーターさんがノートを見ながら
「ほんとうに、たくさんの人がかかれてますねー。」

(ヘーいっぱい訪ねてきてるのね。ますます楽しみだわ~)

「そうなの、ほら。これなんか、ここでプロポーズしたって、ね。」とS子さん。

(へー、Tさんもプロポーズしたっていってたし、この場所はほんとにすてきなところなんだな~)

スタジオのメインキャスターO氏にむかってレポーターさんが
「えー…『本日この喫茶店でプロポーズしました。』すてきですねー」

そしてそのノートがモニター画面いっぱいに。

(だーーーー!!!!!)

署名を見ておのろいた!!

Tさん、そのひとじゃん!!!

おーーーい。

Tさんいわく
「だーーーー!!!全国にばれた!!」

うむ、ばれましたな。


もうこれは、ぜひ喫茶店で本物を拝見しなきゃ。
幸せは分かち合うと倍々に増えるのよ。

ほんと、おめでとう。

そんなこんなでいよいよ虹の岬ツアーズがはじまりました。

こちらが岬の喫茶店。




つづく。