朝7:30出発、気温1.7℃。 前回の記事に書いたアルミテープによる盆栽チューニングの効果のほどを試しに出る。
例の如くF3・K3宇治川ラインへ。 (見出し画像) 川霧の中をいつものペースで走る。
川面に沿って霧が発生。 琵琶湖から流れる瀬田川(京都府内は宇治川)の水温が比較的高く、蒸発した水蒸気が
夜間に谷の斜面を降りてきた低温の空気に冷やされ、露点温度を下回って凝結したいわゆる「蒸気霧」の一種である。
霧に日光が射して、橋梁の影の形に光路が見える。 (ミー散乱によるチンダル現象。)
瀬田の洗堰を湖東側に渡り、K559湖岸道路を北上。 道の駅【草津】。 小蕪の漬物GET。
比良山脈は雪化粧。
琵琶湖大橋を西へ渡り、道の駅【米プラザ】。 キャベツGET。
世間では野菜類が高騰しているが、道の駅でもご他聞にもれず、どの野菜も高価格であった。
湖西道路和邇ICに併設の道の駅【妹子の郷】だが、昨年10月の台風21号で被災して営業休止中。
ネット検索すると、何と建屋の屋根の大部分がめくれ上がった画像が出てきた。
現在は土日祝のみ、プレハブの狭い仮店舗で細々と営業中。 一日も早い復旧を願うばかりである。
マキノピックランドのメタセコイア並木も、台風21号で7本倒れたのを初めて知った。
K47に関しては、昨年10月11日の当ブログ記事を参照してくだされ。
K30・F30(通称「山中越え」)で京都市内に戻る。
西大路四条の交差点東に、京福電鉄嵐山線(嵐電)との平面交差がある。 被写体ブレしてるのはご勘弁を。
阪急電鉄の西院駅が近くにあるが、こちらは普通に「さいいん」駅。
京福の西院駅は「さい」と読む。 難読駅の一つ。 京福電鉄の駅名は、難読駅の宝庫でもある。
さて、本題の盆栽チューニングの件。 某T社の純正品は一枚530円もする。 裏面の接着剤も導電性だとか。
元々直進安定性が良く、安定したコーナリング性のYBR号。 うまく表現出来ないが、走り出してすぐに何となく軽快になった(ような気がする)。
直進時は路面に張り付く感じだったのが、それがない。 直進安定性はそのままだが、レーンチェンジ時の車体の挙動にムダがなくなった。
より小さなキッカケを与えるだけでスッとレーンチェンジしてくれる。 今までの感覚で行なうとオーバーアクションになるくらいである。
宇治川ラインのワインディングをいつものペースで走行する。 今までの感覚でバンクさせると、いきなりペタンと早くバンクして面食らう。
以前より曲がりすぎる感じである。 小さな入力で楽にバンクしてくれるので、S字コーナーでの切り返しも楽々。 ヒラヒラ感UP。
交差点を左折する時のようなケースも、クルリと回頭してくれる(ような気がする)。
エンジンの排気音が心持ち大きくなったようだが、加速フィーリングは変化なし。 ヘルメットの風切り音が小さくなったせいか? 気のせいか?
エンジンパワーや燃費には影響は無さそうだ。
Fr/Rrサスペンションにも変化あり。 路面の段差に乗った時、減速帯(コーナーにある路面の凹凸)の上などで
明らかに突き上げ感が減少した(ように思える)。 サスの作動がスムーズになったのか?
アルミテープの効能は数値で表されるものではないし、どの部位に貼ったテープがどう言う原理で
どのような効果をもたらすのかも良くわからない。
空気と車体の摩擦で生じる帯電荷を放電させることにより空力を改善するとしたら、低温で低湿度の冬季はメリットがありそうだが、
高温多湿の夏季はどうなんだろうか。
全ておっさんの感覚的なモノなので、ひょっとしたらプラシーボ(プラセボ)効果が半分くらい混ざっているのかも知れないが。
いささか眉唾モノで始めた盆栽チューニングだが、軽快に走行出来るようになったのは確かなので、しばらくこのまま様子を見ることにする。
追記: ヘルメットの風切り音の件だが、走行中に声を出してみると、明らかに自分の声が明瞭に聞こえる。
ミラーステーに共締めのナックルバイザーの走行中の振動も小さくなったようだ。
さらに1週間放置したままの間、車体に付着するホコリが激減した。 放電効果は確からしい。