昭和34年の伊勢湾台風・36年の第2室戸台風に似た経路をたどった台風21号(アジア名 Jebi チェービー)。 韓国語で「ツバメ」の意。
被害に遭われた方々には、心からお見舞い申し上げます。
おっさんも昨日は13:00頃に仕事を放ったらかして早退。
ママチャリで帰宅後、30分経過した頃には急に風雨が強くなった。 ぎりぎりセーフであった。
当日の出勤前に気圧を京都地方気象台の値(海面補正・温度補正済)にセットしてある。
このアイテム、約7分ごとに256回分のデータを呼び出すことが出来る。
そのデータと、リアルタイムで気圧計を撮影・集計したものをおっさん的にExcel でグラフ化してみた。
おっさん測定の最低気圧は959.7hPa 14:17。
神戸市に再上陸の中心気圧は955hPa。 台風の経路からして、台風は京都市中心部の直近を通過したと推定する。
おっさんの自宅でも、台風の眼の通過頃の2-3分間は風が弱くなったような気がする。
上のグラフで見ての通り、接近前より接近後の方が気圧の変化が大きい。 台風が速度を上げながら通過していったのであろう。
今日は台風一過の晴天であるが、相変わらず蒸し暑い。 台風通過後の南風の置き土産のようだ。
おっさんの好きな峠道はあらかた台風でアウトだろうなので、月恒例の献血に行く。
今日はボランティアの呼び込みのせいか献血者が多く、かなり待ち時間がかかった。 受付から終了まで約3時間。
通りがかったカー用品店。 シャッター破損。 至るところ、このような状況を見る。
ガソリンスタンド。 屋根の下側が崩壊。
他のGSも同様の被害を散見。 屋根の上下を強風が吹き付け、その速度差→気圧差(ベルヌーイの定理)で
破壊に至ったと思料される。
河川敷の公園の駐車場入口を倒木が塞いでいる。
他所から移植されてきた木なので、充分に根が張っていなかったのであろう。
今年の近畿地方はすでに台風上陸3個、大きい地震が2回。
9月1日は「防災の日」(大正12年(1927年)9月1日 関東大震災)であったが、これからも油断は禁物である。
Be Prepared (備えよ常に) おっさんが若い頃に所属していたボーイスカウトの座右の銘である。
今もこの言葉を忘れてはいないよ。
追記 : と思っていた矢先に、北海道で震度7の地震。
まだ被害の全容はわからないが、被災者の方々の心情は いかばかりか、と切に思う。