曹洞宗の葬儀にランエボ!?

嫁さん方の親戚に不幸があり、告別式に行ってきたのだが・・・。

宗旨が曹洞宗。　中国から伝来の禅宗で、日本での開祖は道元。

総本山は有名な福井県の永平寺だが、横浜にももう一つ總持寺という総本山があるらしい。　総本山が二つある？

導師は40代くらいの眼鏡をかけた痩せぎすの若い僧侶。　

式の内容だが、お経を唱えたのはあの短い「般若心経」だけ。

あとは経文の読み下し文とか、口語でひたすら小一時間しゃべっていた。

南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経とかの題目や念仏は一言も無かった。　なにか違和感を感じたおっさんである。

　斎場へ向けて出棺となり、僧侶が運転するクルマを見て唖然とした。　（画像はネットから引用。）

三菱ランサーエボリューションIX。　長野県の松本ナンバー。　デカいリアウィングが付いてる。

聞けば、故人のお墓は長野県小谷村にある由。　長野からランエボでぶっ飛ばしてきたと推察される。

斎場はおっさんがいつも走る宇治川ラインの途中を外れたところにある。

僧侶も帰り道はワインディングを楽しんで帰ったのではなかろうか。　仏教のありがた味が全くないが。