成都のホテルから
先月に成都で泊まった宿は、朝6時頃に車のクラクション音で目が醒めた。それは、ホテルの裏側が成都の食を支える市場だったからだ。つまり、東京の築地のようなもの。今時、街の中心部に市場があるのはとても珍しいのだが、これが成都市の良いところ。普段ならカメラを持って出るのだが、連日のハードスケジュールでちょっと疲れ気味だったからだ。
私は世界中何処へ行っても、必ず行く場所は市場だ。そこへ行けば、その街の食に対する民度が分かるのと、現地のナマの生活を見る事が出来るからだ。私は上海で食材を買う時に大手のスーパーではなく、近くの市場で食材を買っていた。理由は、野菜や肉なども含めほとんどの食材を量り売りしてくれるからだ。日本もそんなスーパーがあれば良いと思うのだけど、まぁ潔癖すぎる日本では無理だろうね。