2010年5月13日、この蘭心大戯院で歌舞伎の坂東玉三郎と梅蘭芳の子にあたる名優梅葆玖と関根祥六一家の3人が同じ舞台に立つという歴史的な公演があった。それぞれの演目は、歌舞伎の「楊貴妃」と京劇の「楊貴妃酔酒」そして、能楽の楊貴妃だ。当然の事だがチケットは完売したため特別席まで設けたほどだった。
また、10日と11日は玉三郎と中国の昆劇院による「牡丹亭」を演じたが、玉三郎は中国人でも難しいと言われる蘇州語で通した事も観客にとっても大きな驚きだったようだ。
私はこの歴史に残る瞬間に立ち会いカメラで記録する事が許されたのだが、今自分がやっている事やこれからの事など色々な事が頭を駆け巡り本当に考えさせられた。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f0/189024a91a06f2d0aa1bb6efc1d92c42.jpg)
12日は、この蘭心大戯院に初めて能の舞台が建てられた。