海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

広東省から上海に戻り常州と蘇州へ

2013-03-04 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

広東省から上海に戻り常州と蘇州の会社へ向かい、ある製品の改造パーツを作ってもらう為の打ち合わせに向かった。常州近辺は車で日帰り出来るのでとても楽。

私が直接関わっている中国の会社は、中小企業が多い。私に財力が無いのも当然の理由だが、小さい会社の方が小回りが効き臨機応変に対応してくれるし、それが出来るからだ。そして、今後その会社が大きくなるかもしれないという楽しみもある。

ただ、問題もある。小さな会社は家族経営が多いので、必ず社長の奥さんが会社に居て細かい事や金の事に口を出すのだ。それ事態さして問題ないのだが、奥さんは撮影の現場なんて当然知らないし見た事も無いので、言っている事に筋が通って無い場合が多いのと、材料費をケチる事しか考えてない場合が多い。

深センでもそうだったのだが、上海でも女の方が力と金を持っていて、男はそれに逆らえない経営者が結構多い。そういう場合、旦那は気の毒なくらい性格がいい人が多い。このパターンの共通点は、旦那は地味だが奥さんは金使いが荒い場合が多いのだ。ある会社の社長の時計は、200元のGショックで奥さんはロレックスだったり、旦那は日産のワゴンだが奥さんはポルシェのカイエンだったり。

つまり、社長の背後に必ず女房がいて、時には強く時には弱く、また時には……。 旦那のキンタマは女房の左手で常時握られているようなものだと思った方がよい。

中国の男は、料理と洗濯と掃除が出来て当たり前。なんだか、中国の男はつらそう。

写真は深センで。 Canon FD50mm f1.4 

コメント
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