漢字の書き取りノート
このノートは上海の友人の息子のノートで、彼は小学校二年生。漢字の書き取りノートなのだが、読みとしてピンインでも書かれている。このピンインは、1958年に生まれたもので発音記号と思って良い。
中国の国土は広く少数民族も入れると56の民族が住んでいる。と言う事は、言語も56種類あって不思議ではない。ピンインがなかった頃は、100kmも離れた隣村は、すでに違う言語を話していたとも聞いている(特に南方)ので、おそらく数百の言語があったのかも知れない。上海でさえ上海語があり普通語とはまったく違う言語なので、普通に中国語を学んだ外国人にはさっぱり理解出来ないし、他都市から来た中国人でもまったく理解出来ない。
彼の筆箱
彼の筆箱(今は何と言うのかな)を見ると鉛筆は2H、その下には消しゴムが多数となぜかサイコロが。試験の時に答えに迷ったらサイコロで決めるのか、もしかしたらすでにバクチをやっているのか理由は不明。上のニコニコシールは、お勉強が良く出来た時に先生からもらえるらしい。
この筆箱を見た時、自分が小学生の頃にどんな物を使っていたのか、今では記憶をたどってもまったく思い出せない。確か、象が踏んでも壊れない筆箱が流行った時代。