海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

来年の上海は暗そう

2015-11-27 | 写真日記

 外灘のレストラン前

お世話になっていたカメラパーツの販売会社が店舗を閉めてカメラビルから撤退する事に。毎年上がる店舗家賃と販売不振が重なったのが理由だが、今後このような店が増えそうだ。それに逆らうようにネットでの販売は伸びているので潜在的に顧客がいるのは間違いないのだが、実店舗での商売は何処も辛そう。また、時代の流れは恐ろしいほどのスピードで変化してきているので、何事も油断は禁物で、数年先を見越して物事を考える事が大事だ。

今の中国は地方の工場も減産減益だし在庫が山のようにあるので、一部の商品は値切らなくても値下げしてくれる店も多い。また、下請けの工場などは仕事が無く閉鎖した工場も沢山あり暗い年末を迎える人達も多いようだ。ただ、すべての会社が減益減産している訳ではなく、オリジナルの商品を開発している会社は元気が良い。つまり頭を使わずコピーする事しか頭に無い会社や言われた事しか出来ない会社ほど不景気風が吹いているので、淘汰の時代とも言える。

これをどう見るかが問題で実は良い事もある。つまり、オリジナルの物を小ロットでも作ってくれそうなので、チャンスといえばチャンスでもある。という事で、新しい自分のブランドを来年から立ち上げる事になり、今3つの商品を考案中。

☆画像は約5年以上前に外灘で撮影した。キヤノンFD50mm f1.4+補正レンズ付 5DⅡ

コメント (4)
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