海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海から長崎の波佐見町へ

2015-11-19 | 遠い記憶-日本-オールドレンズ

久しぶりにブログ更新。

今回はipadだけを持って日本に帰国したのだが、やっぱり相当不便を感じ相当反省した。

10/31に上海から佐賀空港に降りJRで有田駅まで行きタクシーで長崎県の波佐見町へ。今回の旅は大学時代の同級生に会う事と、外国人の団体旅行客に出会わない静かな旅が目的だったのだが、読みは大当たりで静かな日本を満喫出来た。波佐見に着いた夜、地元でも有名な陶芸作家になっていた同級生と数十年ぶりに会いお互いにオヤジ顔を確認し地元の寿司屋で一杯。

今の日本では有田焼や伊万里焼の方が有名になり波佐見焼と聞いても知らない人の方が多いが、大昔は「くらわんか碗」や幕末の頃に醤油を入れた「コンプラ瓶」が輸出され有名だった。また、前世紀後半の磁器製品のシェアは日本でトップクラスだった。

 

 はさみ炎まつり

翌日の11月1日は「はさみ炎まつり」が、やきもの公園で開催された日だった。ここで毎年開催されている「めし碗グランプリ」の表彰式もこの日に行なわれるのだ。

 

 好きな陶器をその場で買って自分で洗い、出店で料理を選び一杯やるのは最高

 

やきもの公園内にある登窯

 

趣味で陶芸をやっている人達の窯出し

 

窯から出したてなのでまだ温かい

 

体験ろくろ

 

今回は佐賀の有田駅で下車し有田の街並みを散策し美術館へも行ったのだが、外国人旅行客は中国人の三人連れ一組に会っただけで恐ろしほど街は静か。毎年春に開催される有田の陶器市も良いのだろうが、地元の人に聞くと車の大渋滞で道路が駐車場状態になるので気をつけた方が良いとの事。本当に陶器が好きであれば、そんな上海状態のような時期は外して、静かに伊万里・有田・波佐見を回り温泉で一杯の旅の方が数倍価値がある旅になると私は思っている。

☆波佐見町は有田駅からタクシーで約10分くらいで行く事が出来る。

Summilux50mm f1.4  α7Ⅱ

コメント
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