箱根で一泊した翌日は小田原まで戻り、バスで大雄山最乗寺へ。この曹洞宗の寺は有名なのだが、意外と知られてなく連休中でも訪れる人が少なく相当楽しめた。5月の新緑が眩しいくらい美しく、陽の当たらない所とそうでない部分のコントラストがとても美しい。
本殿へ向かう途中の参道にはこの寺に寄付した人達の名前が刻まれた石碑が建っているのだが、その多くが明治や大正と刻んである。その石碑のほとんどは苔が生え完全に周囲の自然に溶け込んでいて、一つとして同じ形の石碑がなく参道の両脇に並んでいる様はアートそのもの。
XFレンズとライカのズマリット5cm f1.5を混ぜて撮影した。