海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

コピー商品が激減した上海

2021-11-27 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

10年以上前に田子坊で売っていたトランプ

 

今世紀に入ってから上海は、怪しいコピー商品で溢れていて、それを見るのも楽しみの一つだった。でも、最近は違法コピーのDVDなども含め、コピー商品が激減した。昔の上海の日本村付近は、日本人相手のコピーDVDの店がたくさんあったが、流石に最近は見ない。たまに新世紀広場付近で、怪しいオヤジが今も販売しているけどね。

カメラ以外の周辺機器も昔はコピー天国だったが、最近はコピー商品しか製造できなかった会社は淘汰。ただ、そのコピー技術を発展させ、オリジナルの製品を作り大きくなった会社が今は生き残っている。そして、今の撮影周辺機材のほとんどが中国製に。

戦後、日本のカメラ製造会社も同じで、ほとんどのカメラメーカーがライカのコピーを製造していたが、その後に技術力を高め世界No.1のカメラ製造大国になった。そういう意味でも、中国は順当に技術力を高めていると言える。

画像は田子坊の露天で売っていたトランプだ。オバマとビンラディンの間に、中国でも人気だった飯島愛が並んでいるのが眩しい。今思えば、これらトランプを買っておけばよかったと後悔。

 

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