中国の昔ながらのロック方法
最近中国では見かけなくなったドアの内側のロック。このロック方法は、中国の地方へ行けばまだ残っているのだろうが、久しぶりに見たのは昨年の事。9年ほど前に広東省の潮州で見た古い民家の門は極端に狭く、門の中に入ると目の前の正面に壁があり直進出来ない造りになっていた。これは、家が造られた当時は、海賊や倭寇(後期倭寇なので日本人倭寇ではない)の侵略に備えて正面突破されない工夫の名残。建築物を見る時に外観だけでなく、細部まで良く見ていると、その地域の時代によって様々な工夫が見て取れるのが面白い。
☆ハンガリーで、日本人女性が殺害されたニュース。その日本人女性は、現地の警察と日本大使館に二度も助けを求めていたようだが、結局最悪な結果に。このハンガリーの日本大使館の対応は、ハーグ条約の規約に沿った対応だと思うが、あまりにも杓子定規な対応だった事はよくあり過ぎる話。まぁ、全ての日本大使館や領事館のスタッフが同じだと思わないが、その担当者がどんな奴だったのかが問題だ。もちろん国際法を守るのは大事だが、臨機応変という対応が相当欠如しているのと、前例があるなしで決める奴が多く、何事も保身第一で波風を立てない予定調和な狭い世界しか知らない日本の役人の生き方は、ある意味日本の役人のスタンダードだと思って接した方がイイね。そんな奴は、「面倒を起こしたくないんだよ脳」が出来上がっているんだよ、アイツらは。
では、こんなケースに遭遇したらどうするか。日本大使館に何度か通ってダメだったら、次に夫(犯人)の国籍のアイルランド大使館へ駆け込む方法もある。その後、アイルランド大使館から日本大使館に要請してもらう方法もあると私は思う。それでもダメなら、アメリカかフランス大使館に駆け込み全てを話す方法もある。こんな事をしたら、日本の大使館はメンツ丸潰れだが、このぐらいの事をしないと日本の役人は動かないよ。
☆昨年中国で起きた事件の時に掲載した同様の話→コレ。 この中国での件に関して、日本ではマスコミが延々と大騒ぎしたが、こんな事は世界中で起きているし日本も似たようなもの。そんな事を思うと、銃社会が当たり前のアメリカが一番怖い。今のマスコミは、日本に住んでいるお茶の間の日本人が興味を引くように報道されているからね。事件とは関係なく実際に自分で行ってみたら、全然違うなんて事はいっぱいあるんだよ。私の親しい友人は、それを理解している人がほとんどだが、そうでない人と会うと分かりやすく話しても理解されず誤解曲解が生まれるのでなるべく避けている。マスコミにもそんな奴が結構多いが、そんな奴を私はマスゴミに指定している。付き合う人を間違えると、ドツボに落ちるのは自分なので、私は嫌われて結構。