海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海の「張園」に入りづらい

2013-10-26 | 遠い記憶 現代のレンズ

 

数々のロケで使われた上海の南京路の「張園」の出入りが不自由になっていた。いつからそうなったのか知らないが、ゲートは常に閉められていて門番が常時監視中。でも、私たちはどさくさに紛れて強行突破。

この「張園」は、超ブランド通りになった南京西路の一画にある典型的な老上海の街並が残っている場所。数年前公開された、NHKの土曜ドラマ「上海タイフーン」のロケ地でもある。

最近は、外灘の一部で三脚禁止区域ができたりで、だんだんと住みにくい街に変わりつつある。一歩、一線を越えれば何でもありの場所とそうでない区域が出来つつあるのは、大昔の租界時代を思い出す。

X-E1  XF18-55mm

 

 

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結婚前写真を上海外灘で

2013-10-25 | 遠い記憶 現代のレンズ

 

相変わらず上海の外灘などの観光地では、結婚前写真を撮るカップルの群れを多く見る事が出来る。一昨日のお勧めカップルは、この方達。

 

 何も言う事は無いと言うか、何も言えません。どうぞ、お幸せに。

X-E1 XF18-55mm

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漫画「なんで私が中国に!?」日野トミーは面白いぞ。

2013-10-22 | 写真日記

 

日本で活躍している日野トミーという漫画家を私は知らなかったのだが、「それでも私たちが中国に住む理由」がきっかけで彼女の漫画を知り、一昨日一気に笑いながら読んだ。

彼女が行った先は中国の西安だが、私も数年前まで上海のあるクリエイター組織に間借りしていた時期があり、この漫画のドタバタは手に取るように分かるし、これを読みながら過去の忘れていたドタバタやアシスタントやスタッフの記憶が蘇ったのだ。

中国という国に来た事が無い人や、これから仕事で中国に行こうと思っている人など、大した事を書いてない中国関係のビジネス書を読む前に、サラリと「なんで私が中国に!?」を読めば、この国の文化や若い人達の事をリーチ・一発・即満貫で理解する事ができる中国ビジネスの入門書だと思う。

こちらで働いた事の無い人達が書いた中国本なんて、屁の突っ張りにもなりません。そういう意味でも「なんで私が中国に!?」は、お勧め本です。

 

 

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博物館には必ず蝋人形が

2013-10-21 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

友人の会社の倉庫の近くにイギリスが作った工場跡があるというので行ってみる事に。場所は北外灘の外れで楊樹浦路830号。まるでお城のようなイギリス風建築はすらばしい(上海風日本語)のだが、自由に中を見学する事は出来ない。その横に「上海自来水科技館」という水の博物館があったので入ってみる事に。

 

 

週に2日しか公開しないし時間も午前と午後決められた数時間しか公開してないようなので、きっちり時間を守り13時に行くと13時半からだと制服が言う。前日に友人が開園時間を聞いてくれたのだが、人によって言う事が違うのだ。一番気に入らないのは、ポケットに手を突っ込んだまま、偉そうな態度の目付きの悪い制服を着たババアが私の視界に入ってくる事。

 

 飲料水を売歩くオッサン

 

1996年、私が作品撮影で上海に通っていた時にはまだお湯屋が存在した。それは、水道水を沸騰させ販売していた。

 

 

上海の水に関する資料は、なるほど面白いのだが、全体的に無理矢理に作ってしまった感が否めない。中国の博物館には必ずといってよいほど蝋人形があるのだが、これが不思議と悲壮感が漂っているものばかり。

この博物館から以西の北外灘は、上海市の中心で最後の発展するだろう地域となりそう。

Canon FD50mm f1.8

 

 

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タイミング悪過ぎ X-E2と純正レンズ

2013-10-20 | 写真日記

 

X-E1のボディを日本で購入し、友人に上海へ持って来てもらったのが9月中旬。そして、純正レンズXF18mm-55mmを上海に持って来てもらったのは10月17日で、その翌日の18日にX-E2がデビュー。このタイミングの悪さは生まれて初めての経験。約一年後にマイナーチェンジなんて信じられない。

まぁ、X-E1はサブボディとして、次のX-PRO2に期待するしかない。来月日本に一時帰国するので、このフジXシリーズの単焦点レンズを数本買う予定。

女房と畳とデジカメは、新しい方が良いに決まっているのだ。

Canon FD50mm f1.4

 

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