海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

国内も海外もLCCを賢く使って気軽な旅を

2017-05-26 | 写真日記

 

Flightrador24のリアルタイム画面

 

私は日本と上海や日本国内では、ほとんどLCCを使って移動している。理由は値段が安い分を、目的地での温泉宿やその土地で美味しい食を楽しみ一杯やる方にお金を回すためだ。そして、LCCは往復でなく片道ずつチケットを安く買える為、空港の降機地から電車で他府県に移動し、さらに別の都市でLCCを使って思い切った所へ気軽に移動出来るのがとても便利だからだ。これが、スマホとネット環境さえあれば気楽な旅が出来るので、今では還暦オヤジの楽しみとなっている。 6月の中旬に仕事で日本に一時帰国するのだが、今回もすべてLCCを使い上海ー札幌ー成田という遠回りの旅にした。北海道は今世紀に入ってずっと行ってなかったので、楽しみな旅になりそう。

旅で一番やっかいなのが重いスーツケースなのだが、これは目的地に着いたら空港から宅急便で東京の自宅まで送ってしまえば身軽な旅になるので相当楽ちん。ただ、今まで一度だけ経験したのだが、LCCの場合は欠航したら振替便が使えない事だ。LCCを予約し悪天候などで欠航した場合は、そのLCCのカウンターに並んで払戻しをするのは絶対に避けた方が良い。こんな時は、後日ネットで払い戻しが出来るので速やかに宿を取るなり他の移動手段を考えた方が賢い。

 

日本と上海付近

 

また、乗る予定の便が欠航になりそうな場合、空港の地上職員やアナウンスも混乱している場合があり、自分が乗る飛行機が本当にこちらに向かっているのかどうかも怪しい場合がある。こんな時は、私も数年前からお世話になっているスマホアプリのFlightradar24の方が正確な時もあり、航空会社の地上職員よりも正しい情報が得られる事もある(福岡で一度経験)。とは言っても、国内外すべての飛行機がレーダーで受信出来るのではなく、一部受信出来ない場合があるので注意。 

 

 

上海の自宅の近くでも数便が飛んでいる 

そんなの知っとるわいと思うかも知れないが知らない人の為に、Flightradar24の中の無数に飛んでいる飛行機にタッチすると、その便名が出て来る。また、上の検索欄に便名を入れると今現在の情報が出てくる。そして、スマホの位置情報をONにして右上の双眼鏡マークを押すとカメラが起動し空に向けるとその方向に飛んでいる飛行機が確認出来るので結構楽しい。普段はあまり使わないが、Flightradar24はいざという時に役に立つアプリだし見ていて楽しいAPP。Flightradar24のPC版はコレ。 有料版はもっと楽しめるよ。

☆LCCとは関係ないが、大陸では宅配便の輸送にドローンを使う実験が始まっているので、数年後はドローン専用レーダーアプリが普及しているかも知れないな。

 

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木漏れ日 小石川で

2017-05-25 | 写真日記

 

 

 

 

ズマリット5cm f1.5

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消逝的老街1996-200 Panorama 60 場所不明

2017-05-24 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1999年撮影 場所不明

 

まさに、子は宝状態。撮影したのが1999年なので今は18歳になっているはず。2007年に上海美術館で個展をやった時、外の垂れ幕になった写真なのだが、私が垂れ幕用に選んだ訳ではない。しかも自分の写真ではないほどトリミングされていた。

1999年からカメラをNoblexからフジのTX-1に変えたので、フットワークが軽くなり三脚から開放された。

Fuji TX-1 

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消逝的老街1996-2000 Panorama 59 骨董市場

2017-05-22 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1997年撮影 露香園街道

 

1996年撮影 福佑路

 

前世紀の上海では、地方から大量の骨董品を列車で持ち込み路上で売るというスタイルが多かった。なので、土日の市場は人で溢れかえり身動きが取れないほどの人が集まっていた。どの骨董品も値付けされてないので、売手と買い手が交渉で値段を決めるスタイルが常識。この中には偽物が多いので本物と偽物を見分ける能力が買い手にないと買物は出来ない。大陸では騙された方が悪いので骨董品好きは相当勉強して物色をするのだが、売り手もそれがわかっているので狐と狸の騙し合いだと思ってよい。

骨董品好きと骨董品鑑定士に教えてもらったのだが、一例を上げると壺などは数年間畑の土の中に埋めておくと本物らしく見えるようになるそうだ。ただ、時々とんでもない宝物が紛れ込んでいる場合があり、それを見つけた時に売手に悟られないよう表情を保つのは結構訓練が必要だと言っていたが、これってポーカー博打と同じだねと言ってお互い笑った事があった。

☆一つだけ教えておきます。大陸の骨董屋で、外から見えるウィンドウの中の壺などは全部偽物か大して価値がない物だと思って間違いない。本物は店の奥の人目に触れない場所に保管しておくのが大陸流儀なのだ。

Noblex135U

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焦点距離50mmのレンズたち

2017-05-21 | 写真日記

今残っている50mmのレンズ

 

ここ数年で古いレンズを相当数嫁に出したが、50mm付近のレンズで今も手元にあるレンズを引っ張り出したら、まだ結構残っていた。一番古いレンズは1950年代製のズマリット5cmf1.5で、新しいレンズはフジのXF50mm f2だ。その他、ズミルックスR50mm f1.4・ロッコール50mm f1.4・タクマー50mm f1.4・キヤノン FD50mm f1.8とf1.4・焦点距離58mmだが、トプコール58mm f1.4も同類にいれてある。キヤノン以外は、絞り開放付近でハイライトが滲むレンズばかりなのは、そういうレンズ描写が好きのと乱視がひどいので、私自身の眼がそういう見え方をしているからだ。

この中で唯一AFはフジのXF50mm f2のみだが、使ってみると癖がなく優秀過ぎて物足りないので、常にズマリットかズミルックスを常時バックにいれてある。AFは近老乱の私の眼にとってはとてもありがたいが、APS-Cセンサーで50mmを使う場合にはフルサイズで75mm換算となるので速写はしないからMFでも十分目的は達成できる。

レンズの選択は、撮影目的によって使い分けるのが正しい使い方なので、万能のレンズはある意味無いと思った方が良いかもね。

X-T2+ノクトンクラシック40mm f1.4 このレンズも開放付近ではハイライト部が滲む。

 

 

 

 

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