倉庫の窓から
現在の上海の再開発はスローペース。昔所属していた事務所周辺も立ち退きは完了しているが、取り壊さずそのまま残っている。上海の中心部から近い虹口区(疎開時代は日本人居住区)は再開発がもっともスローペースなので、今でも昔の面影がもっとも残っている地区で散策していても結構楽しい地域。その中にあった前世紀から付き合いのあった飯屋も火事で廃業したので、足が遠くなってしまった。
この日は、GFX50RとPancolar50mm f2。Pancolar50mm f2は、Pancolar50mm f1.8の前に販売されていたレンズだが、このレンズの開放描写は周辺が崩れ落ちるように解像度が落ちてくれるのでとても好き。まぁ、一般的にはf1.8の方が好まれているようだが、初期のPancolar50mm f2は持っておいて損のないレンズ。