海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

新上海料理を5人で

2021-12-05 | 写真日記

5人で酔晩庭で飯を

 

上海でお世話になっている美術評論家の老師夫婦と私達3人で夕飯を。老師はアメリカの美術大学でも教鞭を取っているので、上海にいるのは年の半分ほど。ただ、コロナ問題で1年ほど上海に戻れなかった。この日は、老師夫婦が上海市内から郊外へ引っ越しするので、親しい人だけで飯をと誘われた。この酔晩庭は、新上海料理の店でとても美味い。

ここ数年の上海料理は、昔の老上海料理と違って甘さ控えめの上海料理や四川料理によく使う唐辛子などを使い、とても洗練された料理に変わってきた。また、上海は各地方の料理もほとんどあり、洋食も含めレストランの質は相当上がったといえる。

今は定番料理だが、前世紀の上海に鍋料理屋は確か2件ほどしかなかったが、今はいたるところに鍋料理屋があり、これから寒くなる上海では人気料理の一つになっている。とはいっても、こちらで一人鍋が出来る店はカウンター席がないので稀。という事で、ひとり鍋は自宅でやるしかない。

こちらでは、独身も増えひとり飯も増えているのに、カウンター席がない料理屋は多い。という事で、私はひとり飯で一杯できるカウンター席がある店しか行ってない。上海人に聞くと、カウンター席に座り壁を見ながら飯を食うのは苦手なようで、さらに料理人を前に飯を食う時に、どう接したら良いのかわからないという答えが返ってきた。という事で、上海では一人でも4 人席のテーブルに座る人が多い。まだまだ上海にはオープンキッチンの店が少ないしカウンター席が少ないが、今後は増えるような予感がする。

 

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上海でコロナ感染者が3人出た日

2021-12-03 | 写真日記

PCR検査 バスの中から撮影

 

上海人の友人と一杯やってバスで家に戻る途中、夜遅く病院の前に人の列。ここは、PCR検査に指定されている病院で、その入口前の道路は封鎖されていた。この日は、上海で新型コロナ感染者が出た日。この日は、日本から上海に戻って隔離が終了した上海人と久しぶりに会って話を聞くと、隔離ホテルは私と同じ長寧区だが、私と違うホテル。私が隔離されたホテルとの大きな違いは、彼のホテルは外からの差し入れが可能だった事。そして、その後に自宅隔離を1週間続けるのだが、なんと自宅のドアの天井にはセンサーが設置されていて、30秒以上ドアを開けているとブザーが鳴り、マンションの管理室から電話が来るシステムになっていると聞いて驚いた。このホテル隔離も自宅隔離も区やマンションの管理会社によって、システムがまったく違うという事は、もうこれは隔離ガチャのようなもの。

日本は外国人の入国を認めない政策に変えたようだが、隔離システムを厳格にすれば問題ないと思うんだけどね。なんて思っていたら、岸田は国際線の新規予約の一部を撤回。国交省が悪いのか斉藤がダサイのか、相変わらずダサイ日本政府。

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