今日の午後、厚生常任委員会で、学童の開所時間延長のとりやめに
関する所管事務報告があり、傍聴してきました。
結論から言いますと、
「当初予定していた、今年4月からの、全学童における午後6時までの
開所時間延長はとりやめ。
午後7時までの開所時間延長を目指し、検討を続けていきたい。」
というのが、今回、市が示した方向性でした。
○平成19年6月議会において、平成21年4月から学童の開所時間を
午後6時まで延長する方針を発表した
○大部分の学童の運営を受託している社会福祉協議会のHPにおいて、
今年4月から全学童の開所時間を午後6時まで延長することを広報していた
という事実は明確に認めたうえでの、この話。
到底、理解できるものではありません。
出席委員からは、
「利用状況が低調であり、アンケート結果も芳しくなかったというが、
むしろ、一定の需要はあったと見るべき。
これらの結果から実施を見合わせたということであれば、
利用状況やアンケート結果が、どの水準になれば、
開所時間を延長するのか、を明らかにするべきだとおもうが、どうか?」
という質問もあったのですが、市側のこれに対する答えは
「基準はない。これから作らないといけないと思っている。」
という、トホホなもの。
これでは、利用状況やアンケート結果を踏まえて、やめたのではなく、
やりたくないからやらないだけでは?と言いたくなります。
ご期待いただいていた皆様、申し訳ありません。
今年4月からの開所時間延長を実現させることは、
もはや、私の力では不可能です。
ここからは、むしろ来年4月の午後7時までの開所時間延長を実現するべく
可能な方策を探ってまいります。
今回のことの経緯を見ると、方向性など示したところで、
なんの信用もできないことは明らかですし。
力不足を、心よりお詫び申し上げます。
なにとぞ、ご理解ください。