西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

一般質問のご報告 ~公用車について②~

2012-07-25 17:27:27 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

既に、岩手県では可燃ガレキの処理のメドが立っているようですが、
どうやら宮城県でも、ガレキ処理のメドがついたようです。
以下、重要情報掲載の中国新聞×記事です。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201207250090.html
ポイントは、冒頭の
宮城県は24日、東日本大震災で発生したがれきを
 県外自治体に要請する広域処理について、
 焼却施設で処理する可燃物は
 交渉中の自治体の協力取り付けを優先し、
 新たな自治体に受け入れ要請しない方針を固めた。

と言う部分。
ということは、これって、西宮で受け入れる可能性は、
ほぼ、なくなったってことちゃうの???と。
市長発言に端を発した、この問題も、どうやら、一段落か???

と、それはさておき、一般質問のご報告の続きです。
よろしく、どうぞ。

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2010年10月における貸出車の利用実績2490件を調査し、
その結果をお手元資料の表②、表③にまとめました。
まず、表②をご覧下さい。
「hyou2_20120725.pdf」をダウンロード

庁舎出発後、戻ってくるまでの走行距離が10km以下の利用が
2490件のうち1039件と、利用全体の4割以上を占めています。
しかも、その1/3以上が5km以下の利用となっています。
中には庁舎出発後、戻ってくるまでの走行距離が3km以下という利用も
見受けられます。
このような短距離を移動するために、
貸出車を利用する必要があるのでしょうか?
次に、表③をご覧下さい。
「hyou3_20120725.pdf」をダウンロード

1回の利用が5時間を超える事例が2490件中696件と、
全体の約3割を占めています。
中には、走行距離に比して、著しく待ち時間が長い事例も
見受けられます。
このような場合に、貸出車で移動することが
妥当だと言えるのでしょうか?

もちろん、これらの事例全てについて、
走行距離・利用時間だけを基準に「不適切な利用である!」と
断言することは、今の段階では出来ません。
しかしながら、このような利用実態を踏まえると、
貸出車の利用状況について精査する必要があるのは明らかです。
実際、私が調査した過程において、
複数の不適切と思われる利用事例が見つかりました。
以下、一部ではありますが、そうした事例を挙げてまいります。

2010年10月における貸出車の利用実績について、
「使用時間が5時間以上」「走行距離が10km以下」という両方の条件を
満たすものを調査しました。
利用時間が長時間に渡るにも関わらず、走行距離が短いという、
これらの利用実績の中には、不適切なものが含まれている可能性が
高いと思われます。
さて、この二つの条件を満たす利用は一ヶ月間で計113件、
存在しました。
この113件の中には
「貝類館へ打合せに行く予定で確保したが、結局、貝類館には行かず。
 結果、8時間以上確保したにも関わらず、
 走行距離はガソリンスタンドへ往復した2kmだけ」
「浜脇小・用海小の現場監督のため、ほぼ一日中、使用。
 結果、長時間確保したにも関わらず、
 一日の総移動距離は、わずか3km」といった事例が存在しました。
これらは本来であれば、貸出車を利用する必要がないにも関わらず、
利用した事例だと思われます。

繰り返しになりますが、まずは、貸出車の利用状況について、
しっかりした調査を行うべきです。
その上で、不適切な利用が存在することが明らかになった場合には、
そうした利用を抑制するための具体的対策を取るべきだと考えます。

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と、今日は、ここまでで。
それでは失礼致します。